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zoom RSS 「日経社説を読む」日記 #18

<<   作成日時 : 2009/09/18 23:44   >>

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日本経済新聞・社説(09/09/17)
 ■鳩山首相は世間政権交代への期待に応えよ
  (提示テーマ1項目のみ)


社説1)「鳩山首相は世間政権交代への期待に応えよ」について:

  *社説の説くところ
   民主党の鳩山由紀夫代表が第93代首相に選出され、民社国3党連立政権が発足。
   目玉人事以外は、党内バランスに配慮した手堅い布陣との印象が強い。
   民主党の政権公約とする「政権党が責任を持つ政治家主導の政治」の実現のもと、
   党との関係に於いて「内閣のもとでの政策決定の一元化」をどこまで達しうるのか、
   参院過半数確保の為の3党連立政権下で、
   民意の選択した圧倒的な第1党である民主党を軸とする政権運営を貫けるか等、
   不安材料を抱えるが、
   鳩山首相は政権交代への有権者の期待に応え、着実にその成果を示して欲しい。
   その際、連立する与党3党間に対立が生じる際には、
   野党たる自公の協力を求めるくらいのしたたかさが要求される。*


(本稿シリーズ掲載の1日遅れスケジュールの関係で、
 既に論者の指摘の多々あるところであり、また閣僚会見等新事情もあるところ、
 ではあるが、敢えて。)

民主党政権において課題とされるところを、過去稿にて指摘してきた重複部分を基本的に除き、
以下、所見を述べる。

まずもって、筆者は
今回の選挙結果を受けて、『戦後の終焉=新時代の幕開け』と捉えるのであるが、

任命された閣僚の面々の構成を見るにつけ、
皮肉なことに
かつての自民党並に「自民党政権」らしい内閣が、民主党によって形成された、との印象をまず抱いた。
当選回数の最少は衆院4回、最年少は47歳、そして民主党内グループの均衡と、
3党連立ゆえの特殊性はありながら、基本的には当選回数に基づく実績と党内グループの均衡に配慮した範囲で、
閣僚たるの実力を有する議員を選出したとの印象である。
もとより、このこと自体をもって
民主党政権(3党連立政権)批判に向ける意図はない。
却って、自民党が今までどれだけ自浄能力を喪失していたのか、中堅議員層に人材難であったかの、いみじくも証左と捉えるためである。

当選回数にあまりに固執することに弊害はあるが、少なくとも「政権選択の府」である衆院において当選3回程度のキャリアを積まなければ、
政治のプロに及ばぬルーキーの域を出ず、閣僚の任にたえないというのも原則論である、と認識している。
また、現実に「政権政党」として機能させていくためには、挙党一致若しくは党内多数派形成の為、党内グループの均衡に配慮せざるを得ない、
というのもまた現実を踏まえた原則論である、と考える。
むしろ、課題は、今後鳩山「内閣」のもとでいかに「結果」を出していくか、という点にある、
と、わたしは捉えている。

必ずしも鳩山「首相」の率先型リーダーシップに固執する気はない。
「内閣のもとでの政策決定の一元化」というも、
現実には党務を掌握する「闇将軍」の差配に拠らなければ、法案も予算案も議院を通過せず
また参院で過半数を得るためには参院勢力との太いパイプを有する「闇将軍」の差配に負うところが大きい、
その現実は現実として認めざるを得ない
「内閣のもとでの政策決定の一元化」なるものが、
国民を説得しうるものであり、党執行部も認めざるを得ない程度に政策としての成熟度を有しない限り、
「闇将軍」の一元的政策決定という、旧態の自民党の姿に堕する危険性は常に孕むこと自戒のうえ責務を全うして頂きたい

また、「官僚内閣制を国会内閣制に変える」と、副総理・国家戦略相は談話にて名言断言するが、
そもそも、我が国は「議院内閣制」を採用しているのであって、
従来の政治過程がその実を有しない名目的・形式的な「官僚支配」であった、と指摘したうえで本来の「あるべき姿」を体現するとの主張ならばいざしらず、
一足飛びに、「国会内閣制」と叫んでみても論理の飛躍があり、言葉遊びの域をでない、とわたしは考える。
政治家が主導的に官僚機構を掌握し、官僚を利用して政策を実現するという形態は、実のところ、故・田中角栄・元首相も目指したところである。
また、「官僚内閣制を国会内閣制に」といっても、専門知識・技術・情報を有する官僚機構が不要になるものでもない
その意味で、
現時点でも位置づけが不明瞭とされる、国家戦略局(現・「室」)・行政刷新会議・閣僚委員会の役割分担と相互補完作用を築き上げて、
『戦後の終焉=新時代の幕開け』という難局に立ち向って頂きたい。


首相会見(同紙・5面)で「試行錯誤の過程で失敗をすることもあると思う。国民には寛容をいただきたい」との由であるが
先の稿(#17稿・社説1)に述べたように、
「初めてだからうまく行きませんでした」ではなしにその「過程上の結果」が説得力あるものとして納得のうえ受け入れられること、が必要であり、
「あるべき姿」を国民に提示し説得することができないのであれば、「政権交代」どころか国会が要らないという厳しい視線で見つめられている、
少なくとも、その認識でわたしは居る。

確かに、75%という高い支持率を得て鳩山内閣は始動したところであるが(同紙18日版・1面)、
実際、各閣僚が着任会見等で各々の所見を表明しているところであるが(同紙18日版・3面4面)、
早速もって「内閣としてどう対応するのか」は不明のままである。

我が国が直面する「待った無し」の内外の難関に立ち向かうにつき、あらかじめ「言い訳」を用意するのではお話にならない。
ましてや、その過程に於いても現実に人間は生き・老い・病み・死んでいくのだ!
その現実を直視して、
「政権交代をして何をどのようにしたいのか」「内閣として」語りかけ説得し、実現しようとする姿勢を強く望む
ところである。

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なお
本稿シリーズにおける基本姿勢と方針については
「日経社説を読む」日記 #0・稿
ご参照 願います。
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