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zoom RSS 「日経社説を読む」日記 #16

<<   作成日時 : 2009/09/16 22:42   >>

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日本経済新聞・社説(09/09/15)
 ■基軸通貨ドルの信認問う金の最高値
 ■次官会見の廃止は短慮だ


社説1)「基軸通貨ドルの信認問う金の最高値」について:

 *社説の説くところ
  金の国際価格が上昇しており、指標としては史上最高値を更新した。
  ニクソンショック('71)以来、金のドル建て価格はドルの信認と逆相関関係にあり、
  現実に欧米投資家は、金や金価格連動型投資信託(ETF)に資産移動しつつあり、
  最大の米国債保有中銀・中国人民銀行も外貨準備として金保有量を8割近く増やしている。
  基軸通貨であるドルが急落すれば、最悪期を脱しつつある世界経済に波乱要因となる。*


思うに、
事態の本質は、
中長期的視座に立てば、国際社会においてドルが基軸通貨である時代は終わりつつあるという認識に立って、
にもかかわらず、今現在「基軸通貨となっている」ドル急落を回避つつ、新秩序に移行する必要がある、
ということにあるまいか。

勿論、現状ドルに代替しうる基軸通貨などというものは存在せず、それゆえに基軸「財」として信用を確保できるのはということになる。
ドルの信認を問うなぞと婉曲的な表現を離れれば
現実に基軸「財」たる金へのシフトという「新秩序」(その実、脱・兌換制という観点からは「旧秩序」)移行を図りつつ、
急激な移行による金融危機を回避するための国際協調が必要になる。

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社説2)「次官会見の廃止は短慮だ」について:

 *社説の説くところ
  民主党幹事長が各省事務次官会見の廃止を検討する旨表明。
  「官僚主導から政治主導への転換のために、官僚による世論誘導を抑える狙い」との解説によるが、
  真実に迫り、伝えるメディアの機能に対する認識を欠く提案として撤回を求める。*


論旨の説く「政治主導だからこそ、官僚トップの反応を公式の場で聞く記者会見には意味がある」という点に関しては
全く同感であり、賛同する。

しかしながら、以下の点でその構成については疑問を提示する。

そもそも、「官僚による世論誘導」なるものが、国民に向けた直接的なものが存在するのではなく、
報道機関を通じて国民は知るに至るのであって、その意味では、
「官僚によるマスメディアを通じた間接的な世論誘導」となる。
むしろ、国民の側からすれば、マスメディアによる世論の誘導という現象の問題であって、
マスメディアが自己の報道の真正を確保できず、「世論」をミスリードしてしまうことが問題の所在であれば、
端的に、「報道の自由」を争点とすべきで、そこで国民の「知る権利」を持ち出して云々すること自体が欺瞞的である。
勿論、マスメディアが自己の無謬性を信じて疑わない、というのではお話にもならないが、
メディアの使命として国民の「知る権利」に応えることと捉えたうえで、
「次官会見の廃止」がなされるならば、その自らの使命が果たせない、と端的に主張してはいかがか。

勿論、政府発表であることが直ちに内容の真正を保証するものでもない。
マスメディアを通じて知らしめる「事実」の真実たるべきことを確保するためには、
その知らされる「国民」においては、現実問題として
多角的な取材源により報道機関において吟味さるべきこと、そのうえで報道機関の伝達する「事実」がどこまでが現実に「事実」でどこからが評価によるものかを峻別のうえ

伝達することを、まずは前提とせざるを得ない。

その意味で、多角的な取材源のひとつとして、各省事務次官会見は必要であることを政府に対して要求すると共に、
メディアに対しても、直ちにそれが「真実を物語る」かのような報道は厳に戒めらるべきであり、
必要なことは、検証可能性ということであり、政府の側も報道機関の側も襟を正したうえで、
報道機関においては、「自己の報道の真正を確保」という使命を自戒として、多角的な取材源の確保に臨んで頂きたいものである。

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なお

本稿シリーズにおける基本姿勢と方針については

「日経社説を読む」日記 #0・稿
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