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zoom RSS 『 屍姫 赫/玄 』#19:「幸福という怪物」(玄6話)

<<   作成日時 : 2009/02/06 04:06   >>

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― 「瞬間、未練、重ねて」 新たなふたりの旅立ち ―



(しかばねひめ くろ 第6話:「幸福という怪物」)

⇒<前回>稿コチラ:「性と未練」


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オーリ突如座壇術法・発動(解放)は唐突でしたが、
マキナの「未練に未練」を重ねて 呪い発動は復活劇として良かったです。
人間ドラマを濃く描いてくれると嬉しいです♪。
マキナがむしろオーリを気遣うシーン挿入で、マキナ自身が景世の背負ってきたものを今身に詰まされているような描写は好印象です。
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第19話(玄6話):【Index(目次)】
 「本稿」見出し。なので追記ごと順次改訂(の予定)
0.導入部
1.<感想><所見>
1−1)物語における「非二項対立」〜「性と未練」(その2):
1−2)屍姫の戒律(その1)「108人の屍を殺せば天国へと行ける」:
1−3)イツキ ― 嵩柾 ― (鞆春)と オーリと望:
1−4)屍姫 赫/玄 「回旋」〜「対比の物語」へ〜(その3):
1−5)物語展開は理解できれば面白いですよ:
2.<概要>(簡易版):
3.[補足](話回用語集)
4.[補足]:
5.記事リンク(TB送付先)一覧:
6.追記経過一覧:
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第19話(玄6話):「幸福という怪物」:
 (敬称略)
 脚本・會川昇 演出兼絵コンテ・富田浩章 作画監督・本村晃一

   (これまでのお話)

 [赫1話]:「屍姫」マキナ登場 オーリ マキナと出会う
 [赫2話]:すれちがう ふたり オーリ自分の無力さを知る
 [赫3話]:重なり合わない ふたり 絆は 景世
 [赫4話]:オーリ 遂に景世の裏の顔(マキナの契約僧)を知る
 [赫5話]:「屍姫」イツキ・「契約僧」タカマサ そして「背信僧」登場
 [赫6話]:激闘赤紗戦 身を呈する景世 「世界」の違いすぎるオーリ
△[赫7話]:ヒーローでもなければ正義の味方でもない!宣言(byマキナ)
◎[赫8話]:屍姫vs屍姫 オーリ絶叫虚しく
 [赫9話]:オーリの傷心と時の流れ そして、明かされるオーリの過去
 [赫10話]:北斗・七星と結ぶ赤紗 マキナの敵にして仇。「嵐の前夜」
○[赫11話]:少年よ己が手を血の赤に染め 煉獄の黒き道を行くが良い
◎[赫12話]:景世「誓い」の果て黒き骸 託された「願い」と赤き宿星と
△[赫13話]:赤き罪 黒き罰 少年は自らの道を選び前に進む
    −−−−−−−−−−−−−−−−
○[玄1話]:互いの傷を絆に ふたり 今共に歩む道 光に照らされ開く
◎[玄2話]:人間の敵は人間 己の敵は己 然らば「我が敵」何処
○[玄3話]:ふたりの絆は景世 汝欲するなかれ その在るが儘を容れむ
○[玄4話]:もうひとつの「3人の物語」 そして屍姫その裏の顔「異形」
◎[玄5話]:敵は「景世の”影”」 オーリ マキナ「在りの儘」が絆=力
○[玄6話]:「瞬間、未練、重ねて」 新たなふたりの旅立ち

⇒<次回>:「ありふれた望み」
    −−−−−−−−−−−−−−−−
   ◆屍姫 赫/玄 パラレル
 赫1話:出会い     玄1話:再会
 赫2話:目撃(遭遇)  玄2話:遭遇(目撃)
 赫3話:絆は景世    玄3話:絆は景世 
 赫4話:裏の顔契約僧  玄4話:屍姫裏の顔
 赫5話:敵は「背信僧」 玄5話:敵は「景世の”影”」=己
 赫6話:契約僧と屍姫  玄6話:契約僧と屍姫
    (景世とマキナ)    (オーリとマキナ)
 …          …        

  「割れた鏡」合わせの物語
  ⇒回旋構造については、本稿後掲の他、
  【参照】:赫/玄 「回旋」〜「対比の物語」へ の以下項目:
(無印)#17稿:1−1):
(その2)#18稿:1−2):

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1.<感想><所見>
1−1)物語における「非二項対立」〜「性と未練」(その2):

今話回で、マキナが採った立場「未練に未練を重ねる」という点に関連して、
サブタイトルとしては前話回#18のものですが、
同話回では語りきれないであろうこと(かつ、過去稿にて度々触れていること)から、
今話回に回しました。

前提としての「ヒトのカタチ」:
#15稿#13稿#5稿で既に述べたように、
わたしにおいては
屍も 屍姫も 性を獲得するに至った屍 も「ヒトのカタチ」と捉えているのです。
肉体の死を上回る意思の力が(元の)肉体に憑依する、
人間の本質につき、精神か肉体かを問うた場合に「魂の存在」が本質とする立場を採ると、
「生者」と「死者」との二項対立 は該てはまらなくなり
そこに、「生者」と「死者」とから区別さるべき「存在」を「ヒトのカタチ」ということが観念できます。
(この立場を更に押し進めると、
「肉体を持たなくても良い」というところまで行き、「思念体」の場合であっても、同様
になりますが、その点は本作との関連は薄いと思われ、ここは省きます)

いずれにせよ、本作に於いて、
屍姫性を獲得するに至った屍、という存在を描いた時点で
「生者」or「死者」との二項対立 では語りきれないのです、そもそも。
もう少し単純に説明すると、
例えば「屍姫」の場合は、純粋な「生者」とも異なり、純粋な「死者」とも異なるということ。
死してなお意思を有する時点で純粋な「死者」とは区別され、同時に「仮の命」であるがゆえに「生者」と区別される第3の類型(範疇)がそこにはある。
それを「ヒトのカタチ」と認めるか否かは、先の「人間(であること)の本質」を何処に求めるか、の立場設定によります。
少なくとも、二項対立関係のみでは語りつくせないであろうという点だけは、押さえておきたいところ。

次に、本題たる、
「性と未練」について:
「肉体の死を上回る意思の力」それを基礎付けるものが強い「未練」と云えますが、
から逃れられないのが人間の本性ならば、「屍」ほど人間らしいものはない、とさえいえます。
「未練」を「死んでも死に切れない思い残した”欲”」と捉える関係から、
「屍姫」も「屍」と同質で、異なるのは契約により理性を与えられた「仮の命」であるか否か、という点。
その契約の代償として、本来の未練=本願を成就するために屍狩りの番犬をしている、
ということになるのです。

例えば、OPでの「三つ巴紋のうえのマキナ」で
「三つ巴紋」=「光言宗」により「守られている」と同時に「縛られている」という関係が、提示されます。
対して、
「性(さが)を獲得するに至った屍」には「選ばれし者」しか至れませんが、
弱肉強食原理に基づく以上は、「守る・守られる」なぞというものではなく、縛られることもありません。
それ故に、ヒトの進化の可能性と云うのは一理あるのです。
これを否定するのは、むしろ「生者にとって都合が悪いから」というのが最大の理由でしょう。
秩序を形成して、生命と生活との安全保障を得て生きているのが、一般に云う「人間」=生者なのですから。
生者の世界に生きる以上は「秩序」の中で生きざるを得ませんので、「性(さが)」に従って生きる、というわけにはいかない、ということ。

他方、
未練という”欲”に対して、”欲”を全肯定すると「性(さが)」=自己の全肯定に至ります。
自己の全肯定、それは欲望の全肯定を含む関係にあるから、ですが、
その観点からは、「性」は「未練」をも包含する、という関係になります。
ですので、
「性と未練」という二項対立ではなく非二項対立の「性と未練”と”」なのです、本来は
ただ、ここは語感も考えたうえでの、制作スタッフが「騙し絵」的に確信犯でしているものと捉えています。
この物語に於いて 「二項対立では説明できない」という基調 で展開されていることは、
 [赫7話]:ヒーローでもなければ正義の味方でもない!宣言(byマキナ)
を例に加えても明らかにその立場(非二項対立)を採用したうえで、と捉えられます。

以上につき【参照先】
Little Colors 様記事476号ご提供コメント 
ソウロニールの別荘 様247記事 提供コメント
#5稿追記3.屍姫の戒律(その1)「108人の屍を殺せば天国へと行ける」
にて触れているところ、ですが 再掲


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1−2)屍姫の戒律(その1)「108人の屍を殺せば天国へと行ける」:

実のところ、わたしはコレ最初から信じていないのです。
その辺が、「光言宗」の欺瞞として#5稿でも提示しているところなのですが、
今話回言い淀むアキラの姿が示されたことで、まあ「嘘」確定でしょうと。
尤も、このアキラの場面は他の解釈も可能です。
ただ…
僧侶が浄土に行きたくて功徳を積んでるんじゃないですし。
生身の人間がそもそも天国行きたくて生きてるわけじゃなし。

ただ、赤紗造反の理由をココに求めるのは「底が浅い」ので
あるでしょ?ネタ?
わざわざ「嘘」が暴かれる場面に物語展開するか、は主題設定の範囲次第ですが。


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1−3)イツキ ― 嵩柾 ― (鞆春)と オーリと望:
〜[玄4話][玄5話]回旋
〜(恐らく)[赫7話][赫8話]回旋

今話回、望の現状について描写上はっきりしませんが、
 『望死亡→「屍」化→頭屋操り(又は術伝授)』
という立場を採ります。
といっても、「生きていても」退治しなきゃならないなら「敵」と認識せざるを得ないので、
望の現状をどうこう云う実益があるのかが、疑問ですが。

前提として、前話回での
嵩柾「性(さが)を内に封じ込める」という選択ですが、
正直、嵩柾の選択は「光言宗」エリートの罠(「光言宗」の”洗脳”)にハマっているきらいはあります。
勿論、人の世に生き聖職者であり軍人である以上、この立場に至らざるを得ないのですが、
描写があっさりしすぎて、そう見えてしまうのです。

むしろ、「異形?」云々よりも端的に「敵」は「敵」そして「兵器は兵器」と云うほうが分かりやすいのですが
オーリに対してイツキとの関係を説明した趣旨がスッキリしません。
尤も、ソレも狙いのうちではあるのですが…。

 イツキ ――― 嵩柾 ――― 鞆春
ここの関係で、
鞆春の亡き後も、「世界」自我の成り立ちとして、この関係は活きていた、という説明で無いと、
オーリに対して「異形を異形として容れよ」では説得力がなくなってしまいます。
単に、自分が旧友を「敵」と峻別できなかったという「甘さ」故の経験をオーリに押付けている様にしか見えなくなってしまうのです。
(が、恐らくは、そこも織り込み済みで、嵩柾の「罠」の伏線として期待するところ)

やはり、
鞆春の亡き後も、心の中では
 イツキ ――― 嵩柾 ――― (鞆春)
という関係が自我の成り立ちとして活きていたと説明しないと苦しいです。
それゆえに、次話回で「オーリvs望」という回旋を示すことで、補完するものと思われます(後述)。

春日望に関しては、
 イツキ ― 嵩柾 ― (鞆春)
関係の引きなおし、としても興味深いです。
オーリに於いて「望」を「敵」として認識できるか否か、という意味で。
今度こそ試されるオーリという観点から。
ただ…先の
[赫9話]「その胸にトキメキを」
[玄6話]「ありふれた望み」
 にて「お胸様」こと春日望 関連が…「引き裂き反転系」…で良いイメージはまるでありません。
パラレル構成とくるならば、ですけどね…。
[赫7話][赫8話]は『水薙生イベント』話回で、しかも[玄8話]は1週放送休止…
まあ…見えてる話かな、と。
ただし、
春日望→「七星」→北斗→オーリとの出会い、という[赫9話][赫10話]展開からすると、
物語展開上、終盤への舵を切るという意味はあります。

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1−4)屍姫 赫/玄 「回旋」〜「対比の物語」へ〜(その3):

結局のところ、
 ― 人間の敵は人間 己の敵は己 然らば「我が敵」何処に在り哉 ―
に還っていくと思われるのですが?。
兎も角、オーリの宿命と因縁を表現する”逆螺旋”その煉獄の道 を表現するために。

『「回旋」〜「対比の物語」へ』自体は、詳細は#17稿(玄4話)1−1)【ご参照】。
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   ◆屍姫 赫/玄 パラレル
赫1話:出会い     玄1話:再会
赫2話:目撃(遭遇)  玄2話:遭遇(目撃)
赫3話:絆は景世    玄3話:絆は景世 
赫4話:裏の顔契約僧  玄4話:屍姫裏の顔
赫5話:敵は「背信僧」 玄5話:敵は「景世の”影”」=己
赫6話:契約僧と屍姫  玄6話:契約僧と屍姫
    (景世とマキナ)    (オーリとマキナ)
 …          …       
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[玄6話]との関係
においては、
各5話:己の敵は何処に在り哉…その身のうちに在り
[玄6話]:新ペアデビュー戦 オーリの初陣
[赫6話]:マキナ・景世 の闘い 見ていることしか出来なかったオーリ

[玄6話]:棺をかざし赤紗の攻撃を避ける 景世
[赫6話]:素手で重無の攻撃を受け止める マキナ

[玄6話]:「棺」の末期の血を浴び 呪いを受ける 景世
[赫6話]:呪いを力に変えるマキナ/呪いを受ける オーリ

非パラレルでのサブタイトルからくり、は
[赫9話]「そのにトキメキを」
[玄6話]「ありふれたみ」
 にて「お胸様」こと春日望 関連。
…引き裂き反転系…ですけどね…。

春日望を巡る関係:

マキナ ――― 景世 ――― オーリ
マキナ −−−−−−−−−− オーリ
マキナ ―――(景世)――― オーリ

マキナ −−− 春日望−−− オーリ

 マキナと春日望が会っているときは オーリは居ない
  (望2度目の告白時には オーリは陰に隠れている)
 オーリと春日望が会っているときは マキナは居ない

この関係は、
赤紗 ――― 景世 ――― 貞比呂
もそうで、「同房三人衆」としての回想編を除き、
[赫6話](第1次)赤紗vs景世戦では 貞比呂がその場に居ない(居るのは分かっても、姿を捉えることは出来ない)
[赫11話][赫12話](第1次)赤紗vs景世戦では、貞比呂が居ない([赫10話]で逃亡潜伏)
[玄2話]赤紗vs貞比呂戦では、景世が居ない([赫12話]で死亡)
にも当てはまる。

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1−5)物語展開は理解できれば面白いですよ:

「分かろう」としないと「分かりません」が。
ともあれ、物語展開としては、
わたしが問いたいところ、
 『貴方は”成長”していますか?』
 『貴方のその”成長”は、他人様に誇れるものですか?』
 『貴方の”物語”は、いつ完結するのですか?』と。
 『自分の胸に手を当てて、ご自身がご自慢できるのですか?』
 『それだけの「生き方」されておられるのですか?』

を、グサグサして頂いているので、好評価。

むしろ、
機能概念としての「オーリの正体」が容易に想像できるので、「あり地獄状態」となるのは必至と捉えています。
”ソレ”以外ちょっと考えにくいですから。ここまでの展開から。
 補注)機能概念:
   例えば、『999』のメーテル が水先案内人兼保護者、
   という「本当は何者?」という角度ではなく、
   何のためにいるのか、というアプローチ。
   こちらの方がはるかに重要。
   そこで「本当は何者?」はさして問題にはならない。

非常に面白いですし、
「完結」とかはどこで線引きしようが、もはやさしたる問題ではなくなってる、とさえ思えます。

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追記1.:02/10:<概要>オススメ参照先:加入:
からまつそう 様

2.<概要>(簡易版)

  夜の森の中、オーリを探すの声はオーリには届かず、
  オーリが探し求めるのは、マキナの姿。
  そして、その先に 「景世の姿をした者」の群れ。
  再生した七星・重無(エナ)が率いる 屍の群れ。
  先に倒されたのは、ただの不意打ちと重無。
  オーリの敵う相手ではない…、
  そう思われたそのとき、
  錫杖の先に、オーリの周りに「光る雫」…突如オーリに座壇術法が発動!。
  修行もロクにせず、座壇法を学んだことも無いオーリに守護仏尊の加護!
  「守られし者」オーリ。 オーリを守る景世の影を思い浮かべるマキナ。

  オーリに倒された重無は、更に別の屍の体に乗り移り再々生。
  乗り移るからだのある限り、永遠の命の重無。
  巨大な鈴を武器に闘う重無に、アキラと貞比呂の援護。
  「星村さん」と呼ぶオーリに「マキナで良いわ」「契約僧なんでしょう!?」とマキナ。
  そして、マキナ復活!

  そこに、本多の手当てをしていた莉花(リカ)・早季(サキ)に遭遇し戦っていたはずの七星頭屋(トーヤ)飛来。
  重無を本来の姿に戻す頭屋。
  重無の「回転する鈴」の攻撃に接近戦に持ち込まれ銃を砕かれるマキナ。
  「回転する鈴」を素手で受け止めるマキナに「呪いの力」が発動!。
  それはマキナの身体の「無限の再生力」
マキナ:「未練と未練が重なった力だ!」
  掌が削られる傍から再生し、遂に重無の「回転する鈴」を砕く!。
マキナ:「わたしは棄てない、わたし自身を。」
    「貴方達全てを滅ぼすまでは!。」

  森の夜空に銃声が2発、そして1発…「七星」重無散る。
  −−−−−−−−−−−−−−−−
  が、その頃夜の森に迷い込んでいた望の前に、頭屋。
  望を誘う甘美な囁き…望にとって死とは「最高に美しいもの、最高の幸せ」…。
  頭屋:「やっと出逢えました、同じ考えの人に」
  望、頭屋の手に掛かって悦楽の中に陥落。

  マキナの「呪いの力」はオーリの「命を削る」…。
  慣れないとと、そういうオーリの元を
貞比呂:「俺たちのことは言わない方が良い、呪いのことも言わない」
  そういって去る貞比呂とアキラ。ふたりが組んで3年。
  去り際に、「もうすぐ108人?早く天国に行けると良いわね」そうマキナに言われて言い淀むアキラ…。
  そして、「わたし達のターゲットは背信僧」そういうアキラに
  「人間を殺せるの?あの娘(コ)!?」そう呟くマキナ…。
  −−−−−−−−−−−−−−−−
  本山式典では式典が行われ総員が集められていた。
  居並ぶ僧兵達のその中に、嵩柾の横にと並ぶ特例扱いで大僧都位を得て晴れて契約僧となったオーリの姿。
  権大僧正・紫央の唱える本山絶対防衛線の維持と「七星」撃破の迎撃戦線。
  それは、大僧正・神生勅令。「光言宗」に於いては神に擬すべき最高指導者の命令。
  「七星」の目的を「光言宗」壊滅とする前提に、異を唱えるオーリ。
  咎める権大僧正・紫央に、御簾の奥から遮る
  大僧正・神生の御声「ならば君はどう見る?」。
  大僧正・神生に「叩く闘うべきでないと?」と問われて、
  「七星は滅ぼします!僕等の願いですから!」そう答えるオーリ。
  控の間でモニター越しにそのオーリの姿を心配げに見つめるマキナ…。

  式典が終わって後、莉花の手には景世より預かったままの「手製の羽織」
  オーリに座壇術法の触媒として手渡される亡き景世の「手製の羽織」。
   ([第11話]参照)
  −−−−−−−−−−−−−−−−
  学校。現れた望はまるで別人のように堂々の様。
オーリの居ない学校の教室で牛島・墨鳥雑談中。牛島は「あんなのお胸様じゃねえ」。
  誘惑うえ図書館で男子生徒を、廊下ですれ違いざまに女子生徒を各々1名屠った 望…。

  マキナのマンション。オーリもマキナと共にそこに居た。
  「屍姫を養うのも契約僧の勤め」と聞き及びがっくりきているオーリに
マキナ:「本気なの?呪いごとあたしと契約するって?」
  「決めたんだ!」そう答えたオーリに蘇る記憶
(マキナ:「景世が好き…!きっと…今でも…」
  オーリ、その先の言葉に詰まる…。抱え込む想い。
  そんなオーリを案じるかのようなマキナの眼差し…。

  マキナのマンションをあとにして、自分のアパートに戻ったオーリを
  出迎えたのは 望!。
  そして、部屋に入り込むなり、オーリを押し倒し甘く囁く望…。
  わたしを殺して、と望…。

⇒<次回>:「ありふれた望み」

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3.[補足](話回用語集)

後掲参考文献に準拠。
必要に応じて ですので既記載分は基本的に 過去稿ご参照。
なお、「引用・参照に当たっての誤り」は承りますが、
内容のクレームは 監修者 宛にお申し出下さい。
 「補注)」表示は参考文献と無関係の説明です。

◆僧階:(毎回再掲):
以下の順
大僧正>権大僧正>僧正>権僧正>少僧正>権少僧正>大僧都(以下略)
ちなみに(以下略)の下には少なくとも8階級がある。
(参考文献:後掲書・68p)

◆契約僧の資格:(#12稿再掲)
僧階・大僧都以上の位を有する者。かつ、健康であること。
その他、体力・胆力・知力などを総合的に評価したうえで選任。
 (参考文献:後掲書・42p)

◆座壇(術):(#6再掲)
術法又は法術。
術者が儀式檀(陣)の座主=領主となり、法具や経典を開くことで、守護仏尊や宿星の力を得て奇跡を行う術。
独鈷杵(どっこしょ)・錫杖(ちゅうしゃく)といった法具は護身用程度で、普段は戦闘補助・回復役に回ることを主とする契約僧にとっては最大の攻撃方法。
法具や経典の有するもともとの力が強く、術者の能力が高ければ、威力はその分増加する。
また触媒を用いることで、その威力や作用を変化させることができる。
経典を直に装備することで絶大な威力を引き出せるとされるが、危険性ゆえ「禁じ手」とされている。
(参照先:後掲文献44頁、118頁)

◆守護仏尊:(#6再掲)
「縁ある仏」。個人の人生を見守る有縁の仏尊。人それぞれ有するもの。修行や儀式により
その仏尊との『縁』をより明確にし、力を借りることができるようになれる、とされる。
(参照先:後掲文献183頁)

◇(本来の)七星メンバー:(再掲)
北斗(ほくと)、狭間(ハザマ)、雷輪(イズワ)、重無(エナ)、忌逆(イサカ)、歪質(ヒズチ)、頭屋(トーヤ)。
 (参照先:後掲文献112−113p、182p、179p)
【設定変更?】:雷輪(イズワ)→湖惑(コワク)?
#14稿までで 雷輪(イズワ) 以外は紹介済
−−−−−−−−−−−−−−−−
【参照元】:各項末()内に参照頁数:
『屍解教典』 :正式名:
 『 屍姫パーフェクトガイド 屍解教典 』
 スクウェア・エニックス・編・刊
 赤人 義一・監修
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.[補足]:

1)放送スケジュール変更:
AT−Xでは 2月19日分(リピート含む)1週休止
案内では、屍姫 玄 (7) 屍姫 玄 (8)の順で表示されてるので話数順に進行の見込み。

2)設定資料集の販売予定
アニメイト通信販売 から「CG 屍姫 設定資料集」が出るそうですが、しばし保留。

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5.記事リンク(TB送付先)一覧:
 (順不同)(5版)(02/13):

Little Colors 様(TB頂)
ソウロニールの別荘 様(TB頂)
ウサウサ日記 様
日々“是”精進! 様

アニメレビューCrossChannel.jp 様
からまつそう 様(コメント提供)

色・彩(いろ・いろ) 様

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6.追記経過一覧:
追記1.:02/10:2.<概要>オススメ参照先:加入
 以上追記1.
追記2.:02/13付:後掲訂正表参照:
  *訂正表*
誤)三つ巴紋→正)三色巴紋 誤)というか「正式には」。空海出自佐伯家家紋が「三色巴紋」呼称より。
 以上 追記2.分

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2009/02/07 21:43
屍姫 玄 第6話(第19話)「幸福という怪物」(感想)
こちらは感想です(内容)前回傷つけた筈なのに再び平然と現れた偽景世達。杓杖を振り上げ立ち向かうオーリでしたが、やはり躊躇いはあったのですね。前回の様には行かず…オーリのピンチに今度こそ景世の顔した重無に銃を向けるマキナですが「ざまーない…嫌な気分…こん... ...続きを見る
からまつそう
2009/02/10 11:39
屍姫 玄 #6.
「幸せという怪物」 オーリとマキナが、やっと共闘できたと思います。 再生景世軍団 ...続きを見る
色・彩(いろ・いろ)
2009/02/12 20:06

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。

今回、いきなりオーリが座壇術法を使えたのは驚きでした。
そんな修行してましたっけ?と。
ただ、マキナを呪いごと受け止めて、
これから、どんな展開が待ち受けているのか、楽しみでもあり・・・。

そうそう、春日さんの変貌ぶりが何とも・・・。
頭屋に操られて、このまま死に取り憑かれてしまうのでしょうか?
オーリに助けてもらいたいですけど。
BROOK
URL
2009/02/06 07:43
コメント有難う御座います。
レス遅くなり申し訳なく。

>修行してましたっけ?>
してないんですよ…(困惑)。
>春日さん>オーリに助けてもらいたい>
う〜ん…お優しい方ですね(感嘆)。
その発想は無かったですね…。
気持ちは分かりますが…。
鞆春は討ったけど、望は助けた、とか?。
で…「助け出して屍姫にする」とか?。
「望が助かり」かつ「物語がドッチラケにならない」という
組み方は…難しいですね、実際…。
それ以前に「望の望みは何」ってお話になるとアレですよアレ。

今後とも宜しくお願い致します。
ペンギン座@ブログ主
URL
2009/02/06 12:19

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