シリウスを目指して翔べ!

アクセスカウンタ

zoom RSS 『 屍姫 赫/玄 』#20:「ありふれた望み」(玄7話)

<<   作成日時 : 2009/02/13 02:36   >>

トラックバック 7 / コメント 0

― 「偽言霊」「死は幸せ」に踊る望、その果て オーリみたび慟哭 ―


(しかばねひめ くろ 第7話:「ありふれた望み」)

⇒<前回>稿コチラ:「幸福という怪物」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第20話(玄7話):【Index(目次)】
脚本・會川昇 演出・津田尚克 絵コンテ・高柳滋仁
作画監督・杉山了蔵、丸山隆、佐藤元昭、鈴木豪

 「本稿」見出し。なので追記ごと順次改訂(の予定)
0.導入部
1.<感想><所見>
1−1)望「死に至る幸福」という名の”希望”:
1−2)「望み無き者 望」:
1−3)巻き戻される”逆螺旋”―オーリ、その煉獄の道―:
1−4)明かされる「オーリ 出生の秘密」―屍の子―:
1−5)次回サブタイトル:「我が母は穢れたまいし」:
2.<概要>(簡易版):
3.屍姫 赫/玄 「回旋」〜「対比の物語」へ〜(その4):
3−1)これまでのお話:
3−2)「回旋」〜「対比の物語」:今話回:
4.[補足]:
5.[補足](話回用語集):
6.記事リンク(TB送付先)一覧:
7.追記経過一覧:

 補注)次回放送は放映が1週休止の為、これに合わせて1週休載となります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.<感想><所見>:

ネタ)再掲:
坂口安吾「堕落論」より
『人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。だが人間は永遠に堕ちぬくことはできないだろう。』

1−1)望「死に至る幸福」という名の”希望”:
〜[赫7話]「正義のヒーロー」という名の”希望”:

サブタイトル「ありふれた望み」:

テレビドラマ『ありふれた奇跡』(脚本・山田太一)のオマージュ?(する気あるのかなあ…の意で?附す)
に 春日「望」を”掛けた”ものかと。
wikiの同項目が削除提案審議中のため引用不可扱い(現時点)にて、同作【公式】HPを挙げる。
[赫9話]「その胸にトキメキを」…「引き裂き反転系」。

屍「ミツヨシ」がすがった「未練」も
水薙生の「誰かの役に立ちたい」という思いも、実は同根
水薙生:「人を救える、(中略)やっと分かったの わたしのしなければならないことが」
「屍」を「死者のあるべき姿に還す」という「光言宗の理(ことわり)」に於いては、
善ではなく必要悪として其れを是とするものであっても
屍と闘うことで「人を救って誰かの役に立ちたい」という水薙生の思いさえも”邪道”、となる…
(あくまでも「光言宗の理」としては)。
勿論、その実、「屍の存在が自然発生的なもの」ならば、「光言宗の理(ことわり)」が自然の摂理に反していることになる…。

そして、物語の展開は、
もしやもしやの
『敵は光言宗』に向ってくれるのか?
少なくとも、
「光言宗の欺瞞」には迫る気配がしてますね…
そこまでをも描いてくれると嬉しいですが現状でも充分堪能させて頂いております。
なお、[赫7話]稿
自分なりに考えてる展開も有り詰めてもいますが、
この程度の打ち込む姿勢しかないSTAFFさんに無償でネタ曝して協力する気にもなれず、
よって、伏せます。

え〜と、「打ち込む姿勢」は凄いと思いますが、やはり無償で曝すネタではないので伏せます
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1−2)「望み無き者 望」:

いえ…生者の世界には〜と云う意味で「望み無き者」と。望。
登場するなり「死に魅せられ」、
「死を以って清浄なる美」と捉え、永遠の命を望まぬ者=望 の「本願」としては
「憧れたマキナとオーリ(若しくはマキナorオーリ)の手に掛かって(永久の)死に至る」という”幸福の絶頂に於いて悦楽の果てに逝く”、
それが元々の 望の「本願」成就かと思ってはいたのですが、
望が望である限り、望の行き着く先は(望の形態に拘わらず、いずれにせよ)そこに至ると思っていたのですが。
やっと見つけた「オーリと共に在りたい」と想いを残して逝く。
「死にたくない」という思いと、いまわの際に「わたしを屍姫にして」と残して 望は逝く。

「まあ…見えてる話かな、と。」と前話回稿で書いていて、
 
今話回、望の現状について描写上はっきりしませんが、
  『望死亡→「屍」化→頭屋操り(又は術伝授)』
 という立場を採ります。
 といっても、「生きていても」退治しなきゃならないなら「敵」と認識せざるを得ないので、
 望の現状をどうこう云う実益があるのかが、疑問ですが。

今話回で、実は「まだ生きていて操られていた」としても、事の先は「見えてる話」。
裁判官の前で「七星に操られてました」と云っても何処の裁判官がそれを信じるというのか、
保安処分で生涯を柵の付いた病院暮らしで人生を終える、なら良いとこ。
いずれにせよ、最近は制作サイド視線で観てる、わたしの中では、
望を「助ける気も」「生かしておく」も無かったです
(正直なお話として、。それが可哀想とか可哀想でないとかは別のお話。)。
なので、
「生きて操られていた」の方がよほどグロテスクな展開です。

「死に魅せられ」続けて、ようやくに人間らしい気持ち「死にたくない」に辿り着いたかと思えば、
既にこと遅し。いまわの際に「わたしを屍姫にして」と残して 望は逝く。
「屍姫になりたい」が未練(思い残した「本願」)の「屍姫」って…「屍姫」になった時点で「本願」成就しているという自己矛盾…。
う〜ん、ここは引っ張らなくて良いです。
勿論そういう「屍姫」を出して来て「光言宗」の欺瞞を曝す、も良いですが…
他にも材料は有りますので。
むしろ、望「終幕」でスッキリとまとめたいところ。

水薙生自身の真意は、慮って余りあるところなのですが、
生前から自ら「不幸」の泥沼にはまり込み迷いあがいて、最期に「安らぎ」を得た 水薙生
 と、
生者の世界に「望み」なぞ求めず、「死を以って清浄なる美」としつつも、「死にたくない」という思いに辿り着いたや否や事切れる 望。

無謬ならざる者=ヒト の「生きる!」に 「もののあはれ」の美を観せて頂きました(拝謝)。

前話稿で触れたところの、
 
 ただし、
 春日望→「七星」→北斗→オーリとの出会い、という[赫9話][赫10話]展開からすると、
 物語展開上、終盤への舵を切るという意味はあります。

というお話。

追記3:0:32 2009/04/04:「記号としての春日望」
『 屍姫 赫/玄 』#25-3 【総評】稿
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1−3)巻き戻される”逆螺旋”―オーリ、その煉獄の道―:

前稿にて、
今度こそ試されるオーリという観点から
  イツキ ― 嵩柾 ― (鞆春)
 関係の引きなおし、としても興味深いです。
 オーリに於いて「望」を「敵」として認識できるか否か、という意味で。

「敵」とは認識できませんでしたねオーリくん。
#18稿1−3)で提示
 
オーリ、その煉獄の道は”逆螺旋”:
 〜殆ど成長しない オーリ の物語〜

  
「ヒトはそんなに簡単に変われない」
  「ヒトはそんなに簡単に成長しない」

という観点からは、これで良いのです

今話回で、解放(発動)しなかった座壇法術も勿論、オーリの現状は想定の範囲内。
前話回稿にてオーリらの”成長”なぞと大々的に取り上げていませんので。

前話回稿「見出し」にて 「瞬間、未練、重ねて」 と謳っているのですが、
この元ネタは EVA第九話「瞬間、心、重ねて」のオマージュ。
 (結構練ったのですが…ね…)
EVAではシンジ&アスカ・コンビ再結成の話回ですが、
本作品の前話回では ぎこちないのですよオーリ&マキナ・ペア
例えば、
「未練に未練を重ねた力」(byマキナ)
 ここに云う「呪い」が マキナの未練 に 景世の未練(代わりにマキナが背負ったもの)が重ねられているのは分かりますが、
 オーリの未練というのは重ねられているのでしょうか?。仮令重ねられていたとしても「薄いもの」に見えます。
「ボク達の願いですから!」(byオーリ)
 これを叫んだオーリに対して、復唱しているのは早季であって、マキナは無言でモニター画面を見つめているだけです。
 まるで、自分(=マキナ)の未練 と 景世に託された願いとを”背負い込んでいる”オーリを案じるように見つめるマキナ。
・呪いごと契約する、というオーリに「本気なの?」と改めて問い直す、マキナに対して言いかけて「景世を想うマキナ」の姿が蘇り言い淀むオーリ…。

とまあ、ぎこちないコンビに加うるに、
「共闘」といっても、マキナ「呪い」発動の場面に耐えてるオーリの姿、はあっても、
その他は、オーリ・マキナが各々各個に闘うシーン、のみ。
ふたりの”成長”は、「ほんのわずか」の「ささやかな」ものです。
その「ほんのわずか」を、わたしは観てるし、そこを祝福してあげたいのです。
凄い・凄い、ではなしに。

だからこそ、弱すぎるオーリ&マキナ・ペアが今回見れたことは嬉しいのです、わたしは。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1−4)明かされる「オーリ 出生の秘密」―屍の子―:

前稿にて、「非二項対立」構造に触れ、生者・死者も「非二項対立」立つ関係で、
オーリが「屍の子」であろうとオーリはオーリです、わたし的に。
それよりも、
それを告げた相手が 「七星」歪質(ヒズチ) ということの方が遥かに問題で、
本来は「七星」側(少なくとも非「光言宗」的なるもの)の人間なのではないかと思わせる節もあり。
『赫』の頃から思っていたのですが、伏せてきたこと(その辺は前話回稿参照)

 ― 機能概念としての オーリ は『死神』 ―

を、本稿で解禁します。展開に合わせて。勿論私見です。
別段、否定的な価値判断をしているわけではありませんが(生者の側からは「良い意味」にはなりません、当然)、
「非二項対立」構造に立つのであれば、『死神』は『死神』で誉め言葉ですらあり得る、かと。
そのことが、オーリがあがけばあがくほど”逆螺旋”(蟻地獄)の煉獄の道となる、と踏んでいる由縁。過去の実例でも、
・墨鳥友人であった「屍ミツヨシ」を説得しようとケータイで墨鳥の声を聞かせて、その隙に「屍ミツヨシ」は破壊される。
・水薙生をその実、「光言宗」監査官側に引き渡してしまう(水薙生・昇天)。
・「七星」重無に操られたとはいえ、義兄・景世を死に追い込む。
・春日望に(中途半端に)接近したため、望は「七星」頭屋の手に掛かって悦楽の中に陥落(操られて「死」に一直線)。
とまあ…関わっていく傍から、「死を呼ぶ不吉」。

それと今話回の舞台設定が、 学校→遊園地→戦場 と展開するのが、
映画版『ねらわれた学園』( 大林宣彦・監督)オマージュだとすると、
私見ですが、
映画版『ねらわれた学園』⇒主題歌・松任谷由実「守ってあげたい」
〜You don't have to worry,worry〜
  worry⇒オーリ(ウォーリィ)(仮説) 
  補注:worry(訳:心配する、案ずる⇒転じてウザい)
旺里 日を偏に「王」を旁
更には、景世が引き取るとき「光言宗」に関わらせないように、
田神を「一字替えた」というが、花神を更に「一字替えた」ら ”死”神。
 (勿論、花神⇒「鏡」と云う解釈もあり得る)

ちなみに、遊園地が戦場になるケースは、
他にも有るのなんとも…ですが、学校→遊園地→戦場 と展開は…何かあるとは思う。
で、その話回でオーリの出生の秘密暴露ですからね…何かあるんじゃないかと。

映画版『セーラー服と機関銃』⇒薬師丸ひろ子⇒アルバム「天に星 地に花 人に愛」
は使ってますので。[赫10話]。
ダンテ『神曲』の完全数10で北斗登場と(屍)マキナ誕生、そして七星登場の話回。

 補注)赫/玄 「回旋」〜「対比の物語」へ〜については、#17〜本稿
参照リンク先に#18稿:4−2)サブタイトルのからくり例の類:をあげる。

  −−−−−−−−−−−−−−−−
ちなみに、
マキナ
については…分かりやすいですけど…、
触れておられる方が居られるので、言及して引用させて頂きます。

ぐる式 (第貳版) 様
『屍姫 赫 #01 死が舞う』稿
(cgi規制)
作られた存在だから,名前が「眞姫那 (まきな)」なのだろう.マキナ= machina である.って,誰でも思い付くか (笑).

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1−5)次回サブタイトル:「我が母は穢れたまいし」:

それに加えて、次回サブタイトルが
「我が母は穢れたまいし」!!
当初の予定では、「未練なき者」と発表されていたところを変更)。

「黒き聖母マリア」物語方面に発展か、あるいは、
イザナミ(伊邪那美)様・国産み(くにうみ)物語に発展か、は不明ですが、
北斗の位置付けが、今話回でも、
 「北斗は未練は無い、性も無い」
と触れられているように、
「原罪無き者」
(原罪の汚れなくやどされ給うた聖母マリア)
「我が母の汚れなき御心」「聖母無原罪の御やどり」
と謳われるように
「黒き聖母マリア」物語方面に発展を見込んでもおかしくはなく。

ちなみに、原作準拠で物語に展開すると放送コードに抵触するどころの騒ぎではない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 【詳しい参照先】からまつそう 様 
2.<概要>(簡易版):

 (前話ラスト遡って続き)
  旺里(オーリ)の脳裏に蘇る 眞姫那(マキナ)の記憶
(マキナ:「わたし景世が好き きっと今でも」)
  オーリのアパートに押しかけたに押し倒されるオーリ。
望:「ねえオーリくん わたしを殺して」

  むりやり口づける望を突き飛ばすオーリ。
  「黒猫」がオーリの目を掻き、血の赤に染まるオーリの右目
  望の異常に気づく、望の首に巻きつけられた「風船」を。
  「わたしの幸せ」とその風船を望みが呼ぶ。最高の幸せと死を求める望。
  アパートに入り込んできた犬彦が望にビンタを食らわし出て行く望。
  犬彦の、学校が変だ、という話に アパートを飛び出す。
  −−−−−−−−−−−−−−−−
  本山の執務室。
  嵩柾異月莉花早季
  白江は現在治療中。
  オーリに連絡しようにもケータイが繋がらない異月。
  嵩柾は、マキナに連絡をとり
  マキナは相手が「七星」頭屋(トーヤ)であることを察し独り現場(学校)に向うも、囮である可能性を示唆して援軍を拒否。
  神佳が現れ、マキナの提案を支持、本山防衛に戦力を集中させることとなる。

  七星アジト。
  北斗の戯れる姿を見つめる赤紗
  警告を促す「七星」狭間
  北斗が他者に興味を持つことが破壊を意味すると。
  狭間により明かされる星村家襲撃事件のこと。
  星村マキナを北斗の敵として手に入れること、そのついでに屍法姫教典を奪ったこと
  北斗が「光言宗」を敵と看做す材料が必要だった、それがマキナ。
  なおもこと問いたげな赤紗に、狭間は屍法姫教典の引き続きの解読を命じる。
  「七星」歪質(ヒズチ)が頭屋のやり方が気に入らないと飛び出していったことを告げる、忌逆(イサカ)。
  それが性(さが)と、狭間。
  そして、「北斗は 性も未練も無い」と狭間。
  その北斗は顔から血を流している…。
  −−−−−−−−−−−−−−−−
  依海高校
  校門の前で望を見つけるマキナ。
  が、望のはだけた上着から溢れる「風船」の群れのひとつがマキナの頚に巻きつく。
  幸せを飲み込み、膨れ上がる「風船」。
  学校の中に入っていく望。その後にオーリが到着。
  望のことを、「あのこはまだ屍じゃない。七星に利用されているだけ」とオーリに告げるマキナ。
  望の後姿を認めて後を追うオーリ。
  学校の中は遊園地と化し、頚に「風船」を巻かれた生徒達。
  「風船」が破裂し、「幸福」を吸いとった分身たる怪物に襲われる生徒達。

  オーリが望に追いついたときには、牛島墨鳥も「風船」に巻かれていた。
  オーリに「屍姫になりたい」と告げる望。そうすればオーリと一緒に居られると。
  錫杖で鏡に囲まれた仕掛けを壊して望を正気に戻すオーリ。
  「風船」が割れたら死んじゃうと望。「死にたくない」と望。

  マキナの前に頭屋。
  マキナの思い出の中の「幸せ」がマキナの幼女時代の姿で現れる。
  マキナの「幸せのカタチ」。
マキナ:「教えてあげるわ!
   : わたしに幸せがあるとしたら、七星!お前達が滅ぶときよ!」
  そういって「幸せのカタチ」を壊して、頭屋に襲いかかるマキナ。
  コートの中味の頭屋の正体は幼女の姿。仕留めるのを躊躇うマキナ。
  幼女=頭屋:「教えて?幸せと死は違うの?」
  そこに現れる歪質。
  頭屋の過去を語る歪質。貧しかった家庭で、楽しかった家族で行った遊園地。
  そこで、頭屋の家族は毒を飲んで心中した。幸せの絶頂で死んでいった頭屋には、
  幸せと死が同義であることを。
  マキナに告げる歪質、「お前も心の中で分かってたことだ」
  死者となり屍姫となったからこそ闘える、その現実を幸せとは呼ばないのかと問いかける。
  歪質の攻撃に隙を衝かれたマキナは失神し、頭屋に七星アジトに拉致されて行く。
  北斗の元に連れて行かれるマキナ…。

  正気を取り戻した望の前に「風船」が裂けて中の化け物が襲いかかる。
  望を連れて逃げるオーリ。座壇術法を発動(解放)させようと試みるも失敗するオーリ。
  化け物は歪質が止めている。歪質がオーリに座壇術法が使えるわけがないと突き放す。
  歪質:「屍の子であるお前には!」
  衝撃の事実に驚愕するオーリ。
  その間にオーリは自分の獲物だと、望の「幸せのカタチ」だったものを破壊する歪質。
  いまわの際の望。
  「オーリくん…わたしを屍姫にして…」そう云い残して、死を迎える望…。
  
  望の亡骸を前に慟哭するオーリ…!。

⇒<次回>「我が母は穢れたまいし」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.屍姫 赫/玄 「回旋」〜「対比の物語」へ〜(その4):
 同(無印)〜(その3)は#17〜#19参照(リンク先は#17稿)


「割れた鏡」合わせの物語でパラレルと非パラレル 混在

3−1)これまでのお話:

 [赫1話]:「屍姫」マキナ登場 オーリ マキナと出会う
 [赫2話]:すれちがう ふたり オーリ自分の無力さを知る
 [赫3話]:重なり合わない ふたり 絆は 景世
 [赫4話]:オーリ 遂に景世の裏の顔(マキナの契約僧)を知る
 [赫5話]:「屍姫」イツキ・「契約僧」タカマサ そして「背信僧」登場
 [赫6話]:激闘赤紗戦 身を呈する景世 「世界」の違いすぎるオーリ
△[赫7話]:ヒーローでもなければ正義の味方でもない!宣言(byマキナ)
◎[赫8話]:屍姫vs屍姫 オーリ絶叫虚しく
 [赫9話]:オーリの傷心と時の流れ そして、明かされるオーリの過去
 [赫10話]:北斗・七星と結ぶ赤紗 マキナの敵にして仇。「嵐の前夜」
○[赫11話]:少年よ己が手を血の赤に染め 煉獄の黒き道を行くが良い
◎[赫12話]:景世「誓い」の果て黒き骸 託された「願い」と赤き宿星と
△[赫13話]:赤き罪 黒き罰 少年は自らの道を選び前に進む
    −−−−−−−−−−−−−−−−
○[玄1話]:互いの傷を絆に ふたり 今共に歩む道 光に照らされ開く
◎[玄2話]:人間の敵は人間 己の敵は己 然らば「我が敵」何処
○[玄3話]:ふたりの絆は景世 汝欲するなかれ その在るが儘を容れむ
○[玄4話]:もうひとつの「3人の物語」 そして屍姫その裏の顔「異形」
◎[玄5話]:敵は「景世の”影”」 オーリ マキナ「在りの儘」が絆=力
○[玄6話]:「瞬間、未練、重ねて」 新たなふたりの旅立ち
○[玄7話]:「偽言霊」「死は幸せ」に踊る望その果て オーリみたび慟哭

⇒<次回>:「我が母は穢れたまいし」「ありふれた望み」
    −−−−−−−−−−−−−−−−
   ◆屍姫 赫/玄 パラレル
 赫1話:出会い     玄1話:再会
 赫2話:目撃(遭遇)  玄2話:遭遇(目撃)
 赫3話:絆は景世    玄3話:絆は景世 
 赫4話:裏の顔契約僧  玄4話:屍姫裏の顔
 赫5話:敵は「背信僧」 玄5話:敵は「景世の”影”」=己
 赫6話:契約僧と屍姫  玄6話:契約僧と屍姫
    (景世とマキナ)    (オーリとマキナ)
 赫7話:偽言魂「正義」  玄7話:偽言魂「幸福」
 …          …        
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3−2)「回旋」〜「対比の物語」:今話回:

赫7話赫8話 と 玄7話玄8話でセット又は「たすき掛け」にするのかもしれません。
(探せばもっと発見できるはずです)

・赫7話:水薙生語られる過去(文脈上無理心中未遂)
 玄7話:「七星」頭屋語られる過去(家族心中)
  補注)水薙生の過去は相手の男性の殺害と水薙生のビルから飛び降りるシーン
     ですが、話の流れから「無理心中」(未遂)と解釈してよいと思われる。
・赫7話:出動できない守護・景世(呪いの後遺症のため)
 玄7話:出動できない守護・嵩柾(本山防衛のため)
・赫7話:単独行動のマキナ(契約僧・景世、呪いの後遺症のため)
 玄7話:単独行動のマキナ(契約僧・オーリが不通のち望追跡の為)
・赫7話:偽言魂「正義」…屍ミツヨシ
 玄7話:偽言魂「死は幸福」…(操られる)望
・赫7話:ヒーローでもなければ正義の味方でもない!宣言(byマキナ) 
 玄7話:「死は幸福」否定と「死者の幸福」肯定?(byマキナ)
・赫7話:「死ねずに」屍姫になってしまった 水薙生
 玄7話:「死にたくない」 「屍姫になりたい」望

・赫8話:水薙生の死、伊佐木の死、屍ミツヨシの死
 玄7話:望の死

・繰り返される「すれ違い」
 マキナ −−− 春日望−−− オーリ

 マキナと春日望が会っているときは オーリは居ない
  (望2度目の告白時には オーリは陰に隠れている)
 オーリと春日望が会っているときは マキナは居ない
この関係は、今話回でも同じ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.[補足]

4−1)イザナミ(伊邪那美)様(黄泉津大神)・国産み(くにうみ)
 項目イザナミ 固定URL表示
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%8A%E3%83%9F&oldid=23733563
 項目:国産み 固定URL表示
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%BF&oldid=22110725

4−2)ねらわれた学園 (映画)・監督 大林宣彦:
 項目:ねらわれた学園 (映画) 固定URL表示
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%81%AD%E3%82%89%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%AD%A6%E5%9C%92_(%E6%98%A0%E7%94%BB)&oldid=24304690

4−3)サブタイトルのからくり例の類(その2)
同(無印)は#18稿参照

 (追加)
・[玄6話]:「幸福という怪物」:
⇒「幸福という名の怪物」

森の中で出会う、猫娘、不思議な珠、との関連から
「ゲゲゲの鬼太郎」の方かと思われますが、併記。
 項目:ゲゲゲの鬼太郎 (アニメ) 固定URL表示
 第2シリーズ18話「幸福という名の怪物」
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%81%AE%E9%AC%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1)&oldid=24312232

 項目:地獄堂霊界通信 固定URL表示
 第2シリーズ5
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%9C%B0%E7%8D%84%E5%A0%82%E9%9C%8A%E7%95%8C%E9%80%9A%E4%BF%A1&oldid=24152423 

・[赫6話]:「妖走の果て」:
⇒「この世の果て」(野島 伸司・著 幻冬舎・刊)
  (テレビドラマのノベライぜーション)

  野島伸司カタルシス 様
  http://www.alived.com/blue/konoyo/script.html
  
  まりあ
  僕は君を失うことで
  君を取り戻したんだ
  そしてまりあ
  僕は過去の全てを失い
  これからの全てを君に差し出すだろう

  (同p.363 抜粋引用)
  私見:(赤紗出奔時の心境に擬えて)

 (補足)
・[玄7話]:「我が母は穢れたまいし」:
1−5)の説明の他、
テレビドラマ「わが母の教えたまいし」 でも
ドヴォルザークの歌曲「我が母の教えたまいし歌」 でも
おかしくはありませんが…。
ちょっとニュアンスが違いすぎるかと。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.[補足](話回用語集):
後掲参考文献に準拠。
必要に応じて ですので既記載分は基本的に 過去稿ご参照。
なお、「引用・参照に当たっての誤り」は承りますが、
内容のクレームは 監修者 宛にお申し出下さい。
 「補注)」表示は参考文献と無関係の説明です。

◆僧階:(毎回再掲):
以下の順
大僧正>権大僧正>僧正>権僧正>少僧正>権少僧正>大僧都(以下略)
ちなみに(以下略)の下には少なくとも8階級がある。
(参考文献:後掲書・68p)

◇屍法姫教典:(しほうききょうてん):
簡単に云ってしまえば「屍姫製造マニュアル」。
光言宗開祖が残した最大の秘法にして屍姫の製造の術を詳細に記したもの。
その難解さゆえに「教典」を完全に使いこなせる弟子はついぞ現われなかった。
もともと「屍姫の製造の術」は 光言宗開祖が亡くなった自分のひとり娘のためだけにつくりあげたもの。
光言宗開祖ののち、その難解さゆえに「教典」を完全に使いこなせる弟子はついぞ現われなかった。
現在行われている術は「屍法姫教典」のごく一部分のみを使用したもので、「未練ある死体」のうち「屍姫の才能を持つ者」にしか効果を発揮しない。
元の対象となった「開祖の娘」に近い条件(性別・年齢・宿星=持って生まれた宿縁等の諸条件)に合致した者に対してしか効果を発揮しない。
そののち「屍法姫教典」全十巻は開祖の高弟十人(とその末裔)である『偉家十聖』が各々一巻ずつ保有することとなった。
完全な「術」でなくとも、秘術の一部で効力を有し、この「秘儀の独占」が『偉家十聖』の地位の象徴。
(参照先:後掲文献36頁、155頁)

◇星村家惨殺事件と「教典」:
『偉家十聖』の名門中の名門である星村家は、「敵」により襲撃され一家全員が惨殺され、その際星村家が所蔵する「屍法姫教典」は失われた。
(参照先:後掲文献16頁、23頁)

◇(本来の)七星メンバー:(再掲)
北斗(ほくと)、狭間(ハザマ)、雷輪(イズワ)、重無(エナ)、忌逆(イサカ)、歪質(ヒズチ)、頭屋(トーヤ)。
 (参照先:後掲文献112−113p、182p、179p)
【設定変更?】:雷輪(イズワ)→湖惑(コワク)?
#14稿までで 雷輪(イズワ) 以外は紹介済。
−−−−−−−−−−−−−−−−
【参照元】:
各項末()内に参照頁数:
『屍解教典』 :正式名:
 『 屍姫パーフェクトガイド 屍解教典 』
 スクウェア・エニックス・編・刊
 赤人 義一・監修
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
6.記事リンク(TB送付先)一覧:
(順不同)3版・02/17

 *言及リンク*
ぐる式 (第貳版) 様『屍姫 赫 #01 死が舞う』稿(cgi規制)
 1−4)マキナの由来の件
野島伸司カタルシス 様
 4−3)[赫6話]:「妖走の果て」の由来の件

からまつそう 様
  −−−−−−−−−−−−−−−− 
 *記事リンク*
日々“是”精進! 様
ソウロニールの別荘 様(tb頂)
ウサウサ日記 様
色・彩(いろ・いろ) 様(望の心理描写詳しいです)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
7.追記経過一覧:
追記1.:02/13 20:48:次回タイトル部抹消訂正及び固定URL未加入補充:
追記2.:02/1514:41付:謝辞及び修正
ぐる式 (第貳版) 様 宛て謝辞
先様ドメイン規制解除と言及リンク設定有難う御座います。
リンク可能な状態につき確認致しました。改めて御礼(拝謝)。

これに伴い関連部分に修正(抹消線)加入。
 以上 追記2.
追記3:0:32 2009/04/04:「記号としての春日望」
『 屍姫 赫/玄 』#25-3 【総評】稿

  *訂正表*
・1−1)タイトル部の 「の」重複 抹消線
    追記2.時
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(7件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「屍姫玄」第7話
 第7話「ありふれた望み」マキナの部屋から帰ったオーリは、突然アパートにやってきた春日に押し倒されてしまう。戸惑うオーリに、彼女は幸せになるために自分を殺して欲しいと迫る。そのとき、ふいに目の前に現れた謎の黒猫の助言で、彼女の首に異様な巨大風船がくくり... ...続きを見る
日々“是”精進!
2009/02/13 08:26
屍姫 玄 第7話 「ありふれた望み」 感想
幸福と死と ...続きを見る
ソウロニールの別荘
2009/02/13 18:13
『屍姫 玄』第7話
第7話「ありふれた望み」「私、幸せになりたいの」お胸様が旺里を押し倒して迫る。お胸様の首には紐が巻かれ、頭上には大きな風船が・・・ ...続きを見る
ウサウサ日記
2009/02/13 19:54
屍姫 赫 #01 死が舞う
未練や妄執に憑き動かされた一部の屍体が「屍」となる.「屍姫」はその「屍」を倒すためだけに作られた屍」だそうで,作られた存在だから,名前が「眞姫那 (まきな)」なのだろう.マ... ...続きを見る
ぐる式
2009/02/15 05:22
屍姫 玄 第7話(第20話)「ありふれた望み」(感想)
こちらは感想です(内容)オーリを襲う春日私を殺して…幸せになりたい…幸せを感じさせて!死を間近に感じてはいても決して幸せとは結びつかないオーリにとっては春日の言う事は滅茶苦茶ですその上自分からではなくオーリに頼んでいるのですから…殺して…感じさせて…他... ...続きを見る
からまつそう
2009/02/17 18:38
屍姫 玄 #7.
「ありふれた望み」 「お胸様」(しかし、あれなニックネームだな;)が本当に望んだ ...続きを見る
色・彩(いろ・いろ)
2009/02/18 10:44
『 屍姫 赫/玄 』#25-3 【総評】稿
「次の一歩」を踏み出すために。 祈念〜『 屍姫 赫/玄 』に本気で向き合った方々に幸多かれ〜 ...続きを見る
シリウスを目指して翔べ!
2009/04/04 00:27

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

【サイト内検索】


【AboutSite】

Author:ペンギン座
翔べない鳥ペンギンが それでも「天空」に向かって羽ばたき 走れなければ歩き 歩けなければ這う うずくまっても前のめり。 そんな
『 ペンギン座の闘争記 』

【Tb等運営方針】

【Social-BookMark】


【RSS等】

RSS Validator (feedAnalyzer)

現在の閲覧者数:


【MainCategory】


【参加ブログ団体】

  (トラックバックセンター)
にほんブログ村 アニメブログ SF・ファンタジーアニメへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アニメブログ 名作・なつかしアニメへ
にほんブログ村 トラコミュ 懐かしアニメへ
懐かしアニメ

にほんブログ村 トラコミュ 政経批評-主に日本の政治についてへ
政経批評-主に日本の政治について

My殿堂入り作品


【参照向け-アニメ】

  • WEBアニメスタイル:

  • 神山健治監督20選・該当頁ご参照
  • TELECOM-ANIMATION-FILM:

  • アニメーション制作の流れ

  • テレビドラマデータベース


  • 【参照向け-時事】


    【趣味のブログパーツ】

    占いモンキー

    水族館
    Aqua Museum

    【SEO系】


    この日記のはてなブックマーク数
    track link シリウスを目指して翔べ!

    『 屍姫 赫/玄 』#20:「ありふれた望み」(玄7話) シリウスを目指して翔べ!/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる