<お話あらすじ稿> #31:怒髪星・#32:停時空間のかじられ星: ⇒前話回稿:#29:サケザン大陸・#30:幽霊世界のフィラメント −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− #31:怒髪星: 星雲と星雲の果てしない空間。銀河系とアンドロメダの中間点。 そこで、鉄郎は真っ赤に燃える妙な星を見つける。 車掌は次の停車駅は「怒髪星」と。「今のうちに覚悟を決めておいてください」と車掌。 その頃、怒髪星では機械侯爵からの追手の姿が。 暑いので、車中で脱ぎ始める鉄郎。水着になってくる、と席を外すメーテル。 メーテルは、(案の定)黒のビキニ。黒のコートを羽織り、黒のブーツを履いている。 駅に降り、気をつけてね、というメーテルに平気さと答える鉄郎。 その会話を聞いていた通りすがりの者に、いきなり殴られる鉄郎…。 「気に入らない」なら殴りかかる この星の住人…。 そのとき、メーテルと鉄郎に銃を向ける者、追手の暗殺者。 身をかわし、指輪からの光線で撃退するメーテル。 危険だから、999号に戻ろうとするふたりだが、その途端にさらわれる 鉄郎。 逸れたメーテルは鉄郎を探していた。 転がり込んだところを、喫茶店の店主夫婦に助けられた鉄郎。 メーテルのことは探してやる、と夫、困ったときはお互い様、と妻。 メーテルは鉄郎を探す途中で、追手の暗殺者も鉄郎を探していることを知る。 その男を鞭で退治して、詳しい経緯を聞き出そうとしたところ、機械伯爵の友人の機械侯爵に金で頼まれただけだ、と。 他の仲間は片目の…と語ったところで始末されるその暗殺者。 そのころ鉄郎の居る喫茶店夫婦の家に、その「片目の男」は押し入っていた。 隙をみて夫婦・夫がたたき出すも、ここに居ると迷惑が掛かると思った鉄郎は夫婦の家を後にする。 が、その端から暗殺者「片目の男」にあわや仕留められそうになる鉄郎に、 メーテルが横合いから鞭で迎撃。 999号にさっさと乗ってこの星をあとにする 鉄郎とメーテル。 怒りっぽいけれど人情味溢れた住人の星…。 おそらく宇宙で一番明るく楽しい星かもしれない、と メーテル。 聞きながら、父さんや母さんもこんな星で暮らしていたら良かったのに、と思う鉄郎。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− #32:停時空間のかじられ星: 宇宙空間を走る999号。 通り過ぎる緑の列車を見過ごす鉄郎は退屈そう…。 見かねたメーテルは食堂車に鉄郎を誘う。はしゃぎまくる鉄郎に食堂車には先客が。 鉄郎をたしなめるメーテルに、男の子はこれくらい元気があったほうが良いと、先客の男。 「宇宙戦士のエドモンド」と男は名乗る。 50年ぶりに故郷「甘い甘い星」に戻るところだと。 鉄郎の故郷の記憶…楽しい思い出はない…。 そんな鉄郎の様子に故郷の良さを語るエドモンド。 ふと黙り込むメーテルの姿…。 様子を尋ねる鉄郎に「すぐにわかるわ」とメーテル。 次の停車駅は「かじられ星」と車掌が告げる。 エドモンドの故郷の星は30年ほど前に名前が変わったのだと、車掌。 変わり果てた星の姿に、駆け出すエドモンド。鉄郎とメーテルも下車する。 すっかり元気を無くしたエドモンド。 無人タクシーにエドモンドは「緑の丘」と告げるも、そんな場所はありません、昔そう呼ばれていたところなら、と無人タクシーの機械が答える。 そこに行ってみるエドモンド。「緑の丘」は岩だらけの変わり姿…。 食堂に入った 鉄郎とメーテル に突然の地鳴り。 驚いて飛び出す鉄郎に、大丈夫ですよと店主。 それは宇宙船の飛ぶ音と振動。この星の土を運んでいるのだ、と店主。 かつて「甘い甘い星」だった星の土は、とても甘く食材の資源となっていた…。 様子を見に崖に行ってみる 鉄郎とメーテル。 緑の毛虫のような採掘機が飛んで来て、かわして逃げる鉄郎とメーテル。 そして、鉄郎とメーテルが見たものは、採掘業者と役人との間で取り交わされる、土と金貨…その取引。 駆けつけたエドモンドは、星の姿をこんなにしてしまった怒りをぶつけ、 役人に銃を向ける。 「国家反逆」者として捕縛されるエドモンド。 その人を解放してくれと頼み込む、メーテルと鉄郎。 応じない役人に対して、指輪の光線で金貨の袋ごと焼き払う メーテル。 役人はエドモンドを解放すると、政府に金貨強盗にやられたことにする、として逃げる。 すっかり元気をなくしたエドモンド。 以前悲しい思い出しかない、そう語った鉄郎に、お前の方がまだましだ、とエドモンド。 こんな星に変わり果ててしまった姿をひとしきり嘆いたのち、力を振り絞るエドモンドの姿。 第2の故郷を探しに行く、と語るエドモンド。 故郷ってそんなに良いものかな、と鉄郎。 たぶん…ね、とメーテル。 そして、大人になれば分かるとエドモンド。 (その半年の後に、「かじられ星」はかじり尽くされ無くなった、という…。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− <次回>#33:ウラトレスのネジの山・#34:プレーテッド・シティの魔女 前編 <感想みたいなの、ちょこっとだけ> う〜む「故郷は遠きに在りて想うもの」?。 まあ…そういうお話ではないのですが…「人情」編と、星が無くなるまで利権をかじり尽くすヒトの浅ましさ、とで。 そして、それに負けないエドモンドの姿を通して、「お前にとって故郷とは何だ?」を問いかける話回でした。 次回の 『ウラトレスのネジの山』 コレは期待できるのです!。 その次が前後編が分かれてしまって残念ですが…。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
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