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zoom RSS 『  黒塚-KUROZUKA- 』#11 第11話:「戦輪廻」

<<   作成日時 : 2008/12/17 05:31   >>

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― 征くは天道その先へ ―
― 久遠「人間の証明」:運命(さだめ)に抗い、闘え!久遠!! それでもお前は人間だ! ―
第4部2幕


前話回コチラ⇒第10話:「幻影城」
⇒<次回>第12話(最終話)「黒乃塚」(くろのづか)
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第11話:戦輪廻(いくさりんね)
 (敬称略)
脚本=梶研吾 演出=室谷靖 絵コンテ=浜崎博嗣 作画監督=若野哲也

 (これまでのお話)
第1話:「安達原」:九郎(クロウ) 不老不死の女・黒蜜と出会う。
第2話:「因縁塚」:九郎 黒蜜と「儀式」を結ぶ。そして弁慶の「裏切り」
第3話:「明日香」:そして 舞台は近未来へ。クロウ 吸血の不死者に
第4話:「埴輪人」:クロウ「埴輪」の許 そして『虚実入り乱れる近未来』
第5話:「沙仁輪」:クロウ 沙仁輪に赦される。 そして「埴輪」襲撃さる
第6話:「御稜威」:クロウ獅子奮迅も「埴輪」壊滅。 残党一行は駿河へ
第7話:「神楽村」:神楽襲撃さる。 クロウの記憶の断片に甦る「黒蜜」
第8話:「鬼哭蔦」:「黒蜜」現る。 そして一行は「赤帝城」を目指す
第9話:「走風火」:「赤帝軍」包囲網突破 クロウら「赤帝城」へ
第10話:「幻影城」:黒幕は黒蜜… 欲望渦巻く赤帝城!

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 【Index(目次)】

 「本稿」見出し。なので追記ごと順次改訂(の予定)
0.導入部
2.<感想>
2−1)今話回について:
(2−3)[第11話]における個々人の描写について と一括にて)
2−2)第4部2幕として:
(2−4)再び総評・[第4部]此処まで と一括にて)
1.<概要>(簡易版)
3.[補足]:
4.追記経過一覧:
5.記事リンク(TB送付先)一覧:

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第11話:戦輪廻(いくさりんね)
2.<感想>:

 「定例の 追って追記形式にて順次進めます。」

 ◆逆襲の久遠 運命(さだめ)に抗う者を人と呼ぶ◆

ようやくに 「人間」が描かれた、そんな気が致します。
「クロウvs久遠」観たかったんですっ!感情をむき出しにした死闘を!誇りを賭けたふたりの闘いを!
ちょっと「尺」は不満ですが…ちゃんと久遠が「刀で」闘ってました。

2−1)今話回について:
(2−3)[第11話]における個々人の描写について と一括にて)

 ― 久遠 ―
それはクロウを完全体にするために 造られた命。クロウのパーツ。
不死者の体を持ちながら・「生きる理由」を失って・それでも運命(さだめ)に抗い、闘う 久遠!。
渇望失望嫉妬憤慨…。
醜くも、浅ましくも、薄汚くとも、未練たらしくても、
それでも あがく!のたうちまわる!

良いぞ〜久遠!「お前はパーツじゃない!”人間”だ!」と応援してます。
 ↓こんな感じに
『立て−っ立つんだぁーっ 久遠ーっ』(by丹下さん@『あしたのジョー』風で)
高層ビルから落とされて地面に叩きつけられても、
『良いぞっ久遠!あがってこいっ!
 それでこそお前は志半ばにして倒れていく勤皇の志士(違)だっ!』
(by銀ちゃん@『蒲田行進曲』風で)。
 ↓でもって
まあ…次回高層ビルをよじ登って来て欲しいんですが!?、わたしはですよ。

良いなあ…「お前ばっかりお前ばっかりいつもいつも良い思いしやがって」(注:台詞にありませんから)
と言わんばかりに、腹立ち紛れに、クロウと仲睦まじそうにしていたライの方の額を打ち抜いて、
お前なんぞに情けはかけて欲しくない、とばかりに助けたクロウに向かって、
黒蜜の「脇腹にある三つのほくろ」を暴露して、クロウの嫉妬を煽りたて嘲り笑う、
久遠:「なんだその顔は おまえでもそんな表情(かお)をするのか?」
良いっ。往生際が悪いばかりか、汚くとも、みっともなくとも、素適です、
あがく!のたうちまわる! 久遠!!。
久遠:「お前(注:クロウ)さえ… お前さえ居なければっ!」
ハイ、そうです。その通りです。
黒蜜には「要らない」って言われちゃいましたけどね…。
(注:直接その場面は出てきませんが、久遠の独白シーンにて。)

#4稿:[補足(その2)]:◆クロウvs久遠◆(追記3.)参照

思えば、
#11での↓シーンが始まり、なのですが
『銃火を浴び蜂の巣になって倒れている 久遠。
 が その久遠の命が蘇る! 久遠 咆哮と共に復活!。
 警備兵を 一蹴し駆け出す 久遠。』。

 ― ライ ―
クロウ支援シーンは、やっと出番が来たかってくらいに今の今まで出番らしい出番の無かったライ。
良かった見せ場あって良かったです、ライ@CV:桑島さん
グサグサ刺されちゃいました…長谷川くん(変化後)に…。
長谷川くんですからね…変化しようがしまいが…長谷川くん…。
で、クロウと「血の交配」したらしく、「復活」してました。
幸せそうでしたね良かったですね。

もう皆さん歌留多のことは忘れちゃいました(ええ。早いですね)。

その幸せは、数分間しかもちませんでしたが…。
可哀想ですね…(それと久遠・支援とは別です)。
「埴輪」勢は1話回に1人亡くならないといけない、らしいです。
ご都合主義は「鉄の掟」です、多分。
[アニメ版]設定が、ソコ今ひとつはっきりしませんが、
流石に”脳髄”やられちゃってたら「不死者」といえども「復活」はないはずですが、原理的に…。
(その辺は
#10稿◆適合体/非適合体フラグ と 「適正化」プロセス:補注2)ご参照)

まあ…分かんないですけどね。来週出てきてたり。
額は撃たれたけど脳髄は無事でしたとか…で(ホント!?)。 

 ― クロウ ―
剣撃シーンは良かったですよ。
他は…う〜ん今ひとつ、ですね。
黒蜜のしてきたことに疑念もっちゃったみたいですし
(スクープ「熱愛カップル破局か!?千年の逃避行の果てに!?」)
「余計なお世話を」って感じなのでしょうか?。
ソコは「え?何言ってんの? ”時のいや果てまで”言われてたじゃん」。で、
クロウ:「その華をみて俺達はこの時間が永遠で在れと願ったんだ」(第5話)
自分で言ったんだし。
というか…自分のこと棚上げですよね?彼。
今さっきまでライと何してたか、視聴者の皆さんご存知ですよ
(多分、黒蜜もどこかで見ていたに違いない…黒蜜さんのことだから)。
(やっぱ、ライの方が良い、とか!?)
久遠に黒蜜の「脇腹にある三つのほくろ」で挑発されたからって、
クロウ:「今まで俺の代わりをご苦労さん、これからのことは心配しなくて良い。
     俺に任せて、安らかにな!」

くらいのこと言って、「(久遠の)手を離す」でも良さそうですが!?。
出来ないんだろうな〜このヒトはあ…。そういう芸当は。
で、黒蜜とのご対面が楽しみです。


 ― 面の男=「赤帝」 ―
ようやくお出ましです。[第5話]以来ですかね…待ちかねすぎて、もう…。
正体は「皆様ご想像の通り」のはずなので、
あとは「収拾」の着け方に注目でしょうか、ね…。

2−2)第4部2幕として:
(2−4)再び総評・[第4部]此処まで と一括にて)
ん〜「クロウvs久遠」は良かったですよ。
ただ、見せ場であるだけに、もう少し観たかったところ
次回に期待します。 高層ビル這い上がってくる辺りを。
案外、黒蜜にもう「処理」されちゃいましたって云うのも…なくはないですが。

ようやく、久遠を通じて、「人間」を物語れたのは良かったです。
ただ、そこまでが「物語ら無すぎ」なので、ね。
[第7話][第8話]の薀蓄話も説得力なし。
コドモのたわ言・サル知恵レベルにしか通用しません、他で「人間」を物語って来てない関係で。
そこは今更どうにもならないところ、なので「終局」の収拾の着け方に注目してます。
ここで、「物語」をどの程度底上げ(挽回)できるか、ってところで。
エンディングは[小説版]のそれが、わたしは好みなのですが、
「駒」的に無理なのと、積み上げたものないのでオリジナルのソレで構いませんので、
フィニッシュくらいは「物語」らしい「物語」を希望します。

それで最終話前の話回として、長谷川くんに「尺」割く必要がどれほどあったのかが、疑問です。
勿論、ライとクロウの(いろんな意味での)協力プレイ を出したかったのは分かるのですが…
結果、「見せ場」であるはずの「クロウvs久遠」は、その分は割を食うわけで。
[第3部]に「必要を感じない」お話を「お好きに」されたわけですから「尺無い」と云うのも言い訳ですよね…。

いずれにせよ、
 【第4部主題】:
  ・クロウと黒蜜の秘密
  ・クロウと黒蜜の千年を越える旅の帰趨
の後者ははずせないので、ソコをどう収拾していくかの1点ですね…。
 (秘密はあと2点あるけど、この際あまり重要ではないので)

あとは、個人的には
次回高層ビルをよじ登って来た「久遠・復活」希望ですけども。
最後の勝者は、久遠でも「クロウと黒蜜」でも「クロウor黒蜜」でも誰でも良いです。
物語になっていれば。今まで「なってない」ので。
[小説版](後掲・557p)
黒蜜:『人の幸せは、生命の長さではないのです…』
という部分にどれだけ集約出来るか、という点と、
[アニメ版]での、
黒蜜:『地上のどんな男と女よりも 硬い絆で結ばれているということだけ』
を踏まえつつ、
黒蜜:「決して一緒には生きてゆけぬ運命=さだめ」
決着を着けてくれれば、「カタチ」はどういうものであっても構わないかと。

それと、
『 だから、私にとってこの世の中の現実は、眠りの中の夢の連続でもあり、また、眠りの中の夢は、そのまま私の現実でもあると考えている。 』
(太宰治・著・ 「フォスフォレッスセンス」より)
(#4稿:追記6.参照)
は クロウの現実の「過去」で良いとして、
燐光「Phosphorescence」
「黒蜜」:(再び逢う日まで それまでは)
     「在りし日の言の葉をお忘れなきよう」
ここの「移ろい」を描くのか、はたまた、
黒蜜:『地上のどんな男と女よりも 硬い絆で結ばれているということだけ』
で持っていくのか、は見どころ、といえば見どころ。
結論はどちらでも良いので、STAFFさんの「お好きな」方でどうぞ。
持って行き方=描き方 ですね、問題は。

そういえば、
「御稜威」問題については解決しませんね、このままだと。
[小説版]エンディングだとクリア出来ますが、今更ソチラに舵切るのは非常に難しい、というより、むしろ不自然ですので。
こういうのも有りましたけれど…。
公設ブログ(11/20記事):台本ヲ床ニ置ク之図

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第11話:戦輪廻(いくさりんね)
1.<概要>(簡易版):

変化(へんげ)した長谷川
クロウに神経系の毒で攻撃を仕掛ける。まともに目に毒を喰らったクロウ。
長谷川は語る。曰く無限に進化していく人類に於いて進化が無意味となる以上、
生も死も区別が無くなったとき 人の死は無意味となる、と。

そのクロウの耳元で発信機となったピアスからのライの声。
拘束具に身を囚われたままの状態から、
毒で目をやられたクロウの「目となり」状況を教え、指示を送るライ。
長谷川(変化)との形勢は逆転したかのように見えた。
…がライの視界から長谷川の姿が消えたその一瞬の隙を突かれて襲われるライ。
長谷川(変化)により串刺しにされてゆくライ。
クロウの頚を用いて究極の生命体を創造し「神の領域」に近づく、その長谷川の野望の邪魔をしたと怒れる長谷川が、
ライに罰としてその身にとどめを刺そうようとしたその直前に、クロウ反撃す。
長谷川は喉を貫かれて倒され、ライは難を逃れる。
が、ライが瀕死の状態であることに変わりは無く、自らの「不死の血」の力でライを救うクロウ。

 (クロウ独白)
過去のない自分の過去 自分が何者であるのか
 (舞い立つ胡蝶 そして胡蝶の群れ)
クロウの血の力で、回復していくライは一命を取りとめ、その傷はたちまちのうちに癒えてゆく。
クロウの脳裏に蘇る過去の記憶。 そして、黒蜜の姿。
いつの世かも知れず、様々な黒蜜の姿が浮かんでは消え、変化する、そのクロウの記憶。
 (クロウ独白) 
自分は何者でもない その感覚が常に自分に付きまとっていた日々
漸くその謎が解ける日が来るのだ、
ようやくあの女に逢える、その「どんづまり」までやって来たのだ、とクロウ。
何かが妙だ、充分ではない、
まだ自分が知らされていないことがあるのではないか、自分は騙されているのではないか、
誰に? あの女にか? それとも自分に? あるいは運命に!。
そう独りごちるクロウ。

蘇ったライ。クロウと共に赤帝城の窓から外を見ている。
そのクロウの髪を愛おしそうに撫でていたライに突然の悲劇
ライの額は弾丸に打ち抜かれる…クロウの腕の中に沈むライ…。
銃を放った主は久遠
血まみれの久遠。 もうひとりの不死者。
狂気の笑いと共に、手当たり次第に弾丸を発しまくり、
赤帝城の窓ガラスを次々と割りまくる。
そのさなかに、ライは突き落とされた。
赤帝城の高層から落下していくライは一度弾んで、そのまま見えぬ地上の方に沈んでいった…。

久遠が他人(ひと)に聞かせるでもなく、独り呟き続ける…。
 (久遠の独白)
赦して下さい、とはどういうことなのですか
貴方の為にクロウが来るのを待ちました、
それがなぜだか貴方にはお分かりのはずです
わたしは貴方の為だけに生きてきました
貴方の喜ぶか顔が見たくて、黒蜜様!

ふと、現実に引き戻されたかのような久遠。
久遠:「二人きりになったな」
そうクロウに告げた言葉が闘いの狼煙。
決戦の火蓋が切って落とされる。
クロウvs久遠 決して並び立つことの望まれぬふたり。
いつものように銃でではなく、で戦う久遠。
身をかわし剣撃の戦いとなる クロウと久遠。

久遠の剣撃を受けとめたクロウ。
そのとき、ふと久遠の様子が再びおかしくなる。
久遠は攻撃を仕掛けるのをやめ、久遠の独白 が再び始まる。
 (久遠の独白)
わたしの体をつかう御積りなのですね、
その為にわたしをお造りになったのですね、
貴方の本当の目的はクロウだったのですね、
わたしでは駄目なのですね、
私のことを貴方は愛していないのですね
あ・い・し・て・な・い・の・で・す・か?

三度、絶望の淵から蘇る 久遠。
その様はまさに狂気そのものの久遠。
床を破壊した拍子に 動き出したエレベータ
繰り出される久遠の攻撃。かわすクロウ。
久遠:「クロウ 殺してやる」
   「お前さえ お前さえ居なけれれば…っ」
床にあった銃を拾い上げる 久遠。
久遠:「死ねっ」
そう云って久遠の銃口がクロウの額に当てられた…そのとき
動き続けていたエレベータが登りきり衝突の拍子に爆発する!。
赤帝城のビルの高層の一角は残骸となり断崖絶壁と化した。
そこには 手を差し伸べ久遠を助けるクロウの姿

久遠は そのクロウになおも語りを止めぬ。
久遠:「クロウ教えてくれよ 俺が見た黒蜜は幻か?」
久遠:「脇腹にある小さな三つのほくろ
    俺が見たと思い込んでいるだけなのか?」
その知ろうはずのない秘密を久遠も知っていたときに
クロウは事態を悟る。黒蜜と久遠の間に何があったのかを…。
久遠:「なんだその顔は?お前でもそんな表情(かお)をするのか!」
嘲り笑う久遠の視線の向こうには、
嫉妬と裏切りに傷つき歪んだ 泣きそうなクロウの表情(かお)。
突如意を決して手を離す クロウ
驚きの表情を浮かべながら 高層から落ちて遠ざかっていく 久遠の姿。

クロウは進む。赤帝城の深部のそのまた更に深部を。
そして、行き着いた先。 奥の奥の一室の扉の向こう側に その者は居た!。
仮面の男=「赤帝」。 遂に対峙する クロウと「赤帝」ふたり!

⇒<次回>第12話(最終話)「黒乃塚」(くろのづか)
−−−−−−−−−−−−−−−
3.[補足]:

1)久遠の名前の由来:
って↓こうなのですかね?。
燐光「Phosphorescence」:踊子草
クロウ:「その華をみて俺達はこの時間が永遠で在れと願ったんだ」(第5話)
黒蜜の願いとしては、そうなのでしょうが。
[小説版]には格別既述なし。後付かもしれません。

2)赤帝軍側の事情:
赤帝軍の側も一枚岩ではありません。
構成上「どんでん返し」が大幅に端折られている、という事情もありますが。
例えば、クロウを欲する理由:
黒蜜:クロウ「完全体」計画 で充分。それ以外の興味はなし。
長谷川:クロウ「完全体」計画を通じて、更なる『進化の可能性』を探究。
赤帝:クロウに会ってから「敵」「味方」を決める。全ては会ってから。

3)「埴輪」の「表の顔」:
恐らく、[アニメ版]では最終話でも触れられない(設定に無い)と思われますので、
此処で触れておきます。
[小説版]では、
レジスタンス組織「埴輪」の「表の顔」は武器商人「オオナムチ」とされています。
(後掲313p−参照)。そのため、赤帝軍の側でも武器弾薬の供給先である「オオナムチ」に対して迂闊に手を出せない状況にあり、
「埴輪(人)」はその「オオナムチ」の背後でレジスタンス活動をしているため、容易に殲滅なぞされません。
しかも[小説版]での勢力関係は、関西をヤマト財閥の「赤帝」・関東を旧自衛隊を母体とした軍閥「白王」が各々覇権を握って拮抗しているという関係上、
武器商人「オオナムチ」とは適度な協力関係を維持せざるを得ない状態にあります。
この点[アニメ版]の設定は「白王」の存在を省略して、「赤帝軍」と併せたものとして単純化されています。
また、昨今の国際情勢の現実をみても分かる通り、
レジスタンスというものは親から子へ、そのまた子へと引き継がれて抵抗活動をしているため、
そう易々と殲滅なぞ出来ないのです、現実には。
#4稿:[補足(その1)]:◆「埴輪」というもの◆:参照

4)「赤帝」の面:
今話回ラストで登場し、アバンにもしばしば登場する「赤帝」の面についての[小説版]の記述を参考までに引用
 (ルビ部分は括弧内にて表示形式にて)
その向かい側に座している赤帝は、面を被っていた。
蘭陵王(らんりょうおう)の面。
舞能面である。
雅楽に合わせて舞う踊り手が付ける面であった。
遥かなる古代―
北斉の羅陵王長恭(らりょうおうちょうきょう)が、戦の折りに被ったと言われる奇怪な顔の面を模(も)したものである。
あまりの美貌に生まれついてしまったため敵にあなどられてはならじと、長恭がわざと被った面である。
それが、舞能の題材に取り入れられ、できた面であった。

 (後掲542p)
ちなみに、「崑崙(くろん)の面」を被っていたこともある模様。(後掲543p)

【参照元】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蘭陵王 (雅楽) の項目 固定URL表示:
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%98%AD%E9%99%B5%E7%8E%8B_(%E9%9B%85%E6%A5%BD)&oldid=15272823
崑崙 の項目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%B4%91%E5%B4%99&oldid=22134450

5)黒蜜「誕生」秘話[小説版]設定:ネタ割れ
この点も、恐らく、[アニメ版]では最終話でも触れられない(設定に無い)と思われますので、
此処で[小説版]の設定に触れておきます
(この部分を「電波に乗せる」と云うのは非常にデリケートな問題なので出来ない、と思われます)。
 補注)[小説版]で下記の固有名詞を明示で挙げてはおりません。
    しかし、表現及び前後の文脈から他の解釈は凡そ成り立たないものと思われます。

黒蜜に不老不死の力を与えた(血の交配を行った)者は、ユダ師と設定上されています。
かの、イエスの使徒にしてイエスを裏切った者=ユダ、です。
イエスの数多の「奇跡」と ゴルゴダの丘で処刑されたのち「復活」してみせた「力」の源泉を、
「不死の力」=「血」の力に求める立場に拠って記述されています。
そして、イエスの「血」の継承者ユダがイエスを裏切ったのち「死ねない体」となって「贖罪の旅」をしている途上で、
若狭国(わかさ−の−くに)に於いて、黒蜜と出会い、瀕死の状態にあった黒蜜を「血の交配」により蘇らせた、
このことが、「不老不死者」黒蜜の起源、と[小説版]に於いてはされています。
完全な「血の交配」故に、黒蜜はその「儀式」以降「完全体」の「不死者」、ということ。
 (イエス→ユダ→黒蜜 の「血」の継承。但し、起源者がイエスとの記述は無い。)
 (後掲557−574p)
この問題については、[アニメ版]に於いて、
イエスの「奇跡」や「復活」を「血」の力に求めることや、今もなお「裏切り者」としての強い反感が現に存するユダの「血」の継承者であることから、
放送として「電波に乗せる」ことの負の影響を考慮すると、
まずあり得ないものと考えられ、
放送されないが故に、此処に記して置きます。

この点、[アニメ版]では、
『若狭にて人魚の血を得て「不死」の力を得た』という趣旨で設定されていますが
(詳しくは、【公式】STORY・第2話参照
実際、『八百比丘尼・伝説』の中には、その伝承はありますが、
「熟慮の結果そうした」というよりは単に「説明を簡略化」したものと思われます。
 補注)本項目については、作品の舞台裏を知りたいという読者のニーズに応えて原典内容を紹介するものであり、
    基督教に対する誹謗の意図はありません。
    この設定に対する意義は、原典の作者にお申し出下さいませ。

−−−−−−−−−−− 
参考文献:(本文中[小説]版と略称):
黒塚 KUROZUKA/夢枕獏・著/集英社・刊/
−−−−−−−−−−−−−−−
4.追記経過一覧:
−−−−−−−−−−−−−−−
5.記事リンク(TB送付先)一覧(4版)(12/18):
White wing 様 
日々“是”精進!様
月の砂漠のあしあと 様
◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ 様
おれといっしょに・・・ 様

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「黒塚-KUROZUKA-」第11話
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2008/12/17 13:23
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White wing
2008/12/17 21:50
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。

今回はライの死が衝撃的過ぎました。
てっきり生き残ると思っていたのですが、
やはりクロウと黒蜜の対面には不必要な存在なのでしょうか?

それにしても、久遠の訴えがあまりにも切なく・・・。
結局、黒蜜は彼をクロウを生かすためのパーツでしか見ていなかったのかな?と。

クロウは久遠の想いを知り、いよいよ黒蜜との対面となるワケですが、
どうなるのか、予想すらつきません。
BROOK
URL
2008/12/17 13:28
>BROOK 様
いつもお世話になっております。
コメント有難う御座います。

ええ、今回の見どころは、久遠の生き様、かと。
黒蜜と久遠:
やはり「クロウ様のため」には切り捨てる、のですから
パーツとしてみていた、で良いと考えます。
長谷川ほど非情にもなれず、いくばくかの情はあるようですのですが、
どれほど言葉を重ねようが
『クロウ様の為には犠牲になってもらう』
は変わらなさそうですので。
ライ:
>ライの死>
必然ではないんですよね…つまり必ずしも『クロウと黒蜜』に不必要なわけでもありません。
もっとも状況次第で、クロウが黒蜜を捨てライを選ぶ、という事態になると”再会”してその後どうする、というお話にはなりますけど。
[小説版]では半死状態になっちゃいますが、復活の目は充分にありましたが…[アニメ版]では厳しいですね…。
久遠なりの黒蜜への想いの現れなのかもしれません。

今後とも宜しくお願い致します。
ペンギン座@ブログ主
URL
2008/12/17 13:51
おはようございます。

個人的には今回は声優さんの熱演でとても楽しませてもらいました。
最後どういう風にしめるつもりなのか、とても楽しみです!!
なぎさ美緒
URL
2008/12/18 09:06
>なぎさ美緒 様
いつもお世話になって居ります。
コメント有難う御座います。

ええ、全編通じて声優さん陣はこのうえなく熱演されてますよね。
クロウの「息づかいだけ」演技とか 黒蜜「清楚/妖艶/魔性」変化演技とか、

中でも、今回はライと久遠ですけれど(あ、あと長谷川くん)
本当に実力派声優陣の本格演技が堪能できました、です。
この熱演が物語に全面的に反映されてない構成ってどういうの?って感じるくらいに…。

個人的には、物語面で久遠にフォーカスなのですが、
ライは グサグサなのにエロいし、
久遠は もはや人格崩壊寸前のソレがホントに巧く表現できてるし、
長谷川くんは 最初からイッテますけど イッテるヒトの「もののあはれ」をもはや感じさせますし。
良かったです。今話回はわたしも内容面も満足です。
もうちょっと3人各々の見せ場は欲しかったかな…。

今後とも宜しくお願い致します。
ペンギン座@ブログ主
URL
2008/12/18 09:48

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