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zoom RSS 『 屍姫 赫 』#8−2 安らぎ (追記版)

<<   作成日時 : 2008/11/23 23:53   >>

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― 誇りをもちます(by水薙生) ―
元稿:『 屍姫 赫 』#8 安らぎ への追記が文字制限の為入らず
止む無く別稿にてupしておきます。

参照先:『 屍姫 赫 』#8 安らぎ
(しかばねひめ あか #8 やすらぎ)
http://pengin-stella.at.webry.info/200811/article_18.html
への(追記3.以降)に対応します。
お手数ですが、元稿#8と照らし合わせのうえ、
閲覧のほどお願いいたします。 

 【ご協力のお願い】
TBされる方が居られましたら、
 元稿:『 屍姫 赫 』#8 安らぎ:
にてお願いいたします。

【次話回コチラ】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 【Index(目次)】
 「本稿」見出し。なので追記ごと順次改訂(の予定)
0.導入部
1.<概要>(逐話式)
2.<感想>
1)話回全般
1)−2:[検討(再)]話回全般:(追加):
2)登場人物・個別
2)−2:[検討(再)]登場人物・個別:(追加)
3.[補足](話回用語集)
4.[補足]:
5.追記経過一覧:

 <但書>
1)−2、2)−2が今回の追記3.該当部分。
その他 元稿#8に記載済の部分はこの稿では割愛いたします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
追記3.11月23日付:感想1)−2・2)−2(追加)
追記3.
1)−2:[検討(再)]話回全般:(追加):
 【前提】
まず、この話回の意義について語る前に、
 「まず、ご覧下さい」と、その上で「感じ取って下さい」と、
 そして、「ソコから先は自分で考えて」と、
申しあげておきます。

この話回[第8話]については、わたしが制作側に居たと仮定しても、
 ―「正解」なぞ用意しませんから!―。
もともと解釈に属する問題に「正解」なぞありませんけれど、
明らかに「妥当でない」という見解は有り得ますよ、勿論。
 重大で明白な「誤り」もあり得ますけれどね)

今話回に関しては、「ソコから先は自分で考えて」
視聴者に投げかけているところが多分に見受けられ
その場合、制作側で「正解」(あるいは「公式見解」なるもの)なぞ意図しようものならば、
却って「足枷」になりますから。
わたしならば「そんなもの用意しません」という前提で造ります。
勿論、今話回で「表現したいもの」は当然有ります。
「表現されたもの」の受け止め方まで「規制」なぞすべきものでもなく、
テーマが「人間性」というところに関わる以上、「規制」も出来ないはずなのです。

  以下、【本題】に入ります。
導入部に於いて既述の通りに
瑠翁水薙生&伊佐木修二ペア前後編構成の後編
という位置付けのうえで、
主題としては
 水薙生というひとりの「屍姫」の生き方とその結末 と
 その周囲の登場人物の「関わり合い」と「感情の動き」を 提示 することにより、
#5稿:追記1: に於いて述べたところの、
「ドラマは提示した」だから「ソコから先は自分で考えて」
ということになろうかと思われます。
提示された「ドラマ」性という部分が圧巻なのですけれども。

ドラマ性については、それはそれとして、後述することとして
[全体の構成の中での位置付け]る という検討していくうえでの行程は要ります。

そこで、[全体の構成の中での位置付け]を考えるに、
第一義的には
・オーリが自分の無力さをとことん思い知らされる
に主眼がある、と思われます
そこは 今後の展開の「伏線」としていくうえで必要な「布石」として。
 (オーリ目線の物語展開を今後「軸に置く」ことが「共感」を呼ぶとも、思えませんが
更に、副次的に(その際に背景として、ということ)
・「屍姫」の置かれた状況、境遇
・「屍姫」を取り巻く”人間”模様
を 再認識して下さい、というのはあります。
 (むしろ、こちらを前面に出したほうが、物語展開としては興味深いのですが…
  ソコは…現時点では…希望的観測として)。

このように、わたしは把握しております。
[話回全般]についての再考は、個々の人物描写を追った方がより鮮明になろうかと思われますので
後掲の2)−2に譲ります。 そこは主題との関係で。

ただ、本稿である#5−#8での ネタ4連引用で、
「わたしなり」屍姫・主題把握って ほぼ完結していますが…。
 【参照先】:
  #5稿:http://pengin-stella.at.webry.info/200810/article_48.html
  #6稿:http://pengin-stella.at.webry.info/200811/article_7.html
  #7稿:http://pengin-stella.at.webry.info/200811/article_13.html
  #8稿:http://pengin-stella.at.webry.info/200811/article_18.html
              以上 追記3.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 追記3.
2)−2:[検討(再)]登場人物・個別:(追加)
 ◆水薙生 論(ミナイ・再)◆
わたしは、「ミナイ 自分らしく”生きる”」説に立脚しています。
「選択」したということが重要なのです。
まあ…「なのです」云って、自分がそう信じたいというのも有るのですが…。
自問自答を繰り返しつつ、今日に至る。
勿論、その「選択」の機会を与えてくれたのは、貞比呂であって
それ故 この場面での裏返しの貞比呂評価(若しくは貞比呂 論)と重複する部分が多分にあるのですけれども。

水薙生らしく”生きる”ことを選んで、
契約僧と一心同体である「屍姫」に”誇り”をもったからこそ、
契約僧を”乗り換えて”まで”生き”ながられようとは 思わなかった
、だと考えてます。
(勿論異論はアリで
結果的に「伊佐木に殉じ」「オーリを巻き込まない」ことになるのは同じ、ですが、
「選んだ」ということが彼女の「生きた証」と。

<概要>中『一瞬 笑顔をみせる ミナイ』を敢えて追記したのは、このシーンを落としたくなかったから、という理由によります。
ミナイ:「わたしは…わたしは…」
ミナイ(姿なし):わたしは、伊佐木修二の屍姫です!


は、「選んだ」(選べた)ことへの喜び と 彼女の”誇り”の現れと捉えるのです。

思うに、
水薙生(ミナイ)というヒトについて、考えてみるに、
「流されるように」生きてきたと思うのです。恐らくは、生前も「屍姫」となってからも。
「選んだつもり」はあってもその実「流され」て生きてきた、そう捉えています。
「だめんずうぉ〜か〜水薙生」という見出しも わたしの水薙生観の一環です。
「わたしが居ないと駄目」という思いに自分自身が依存する、そういう水薙生観。
 (ソコはラベリングして自分で安心したいというお話ではなく)
自分に自信が持てず、自分自身を好きになれない、そんなヒトだったように感じます。

「流され」て=何も「選択」してこなかった 水薙生 が
最後の最期に「選べた」、その自分自身に対する喜び、
「選ぶ機会」を得られた喜び、が
『一瞬の微笑み』にと、そんな気がしてます。
…ここは単純にそれのみで割り切れるお話では到底なく、様々な思いが去来し、様々な感情が凝縮された場面ですので、
主軸として括りだせるものは何か、と自分なりに考えに考えてみて、そう思うということです。

その機会を与えてくれたこと、「思いやり」をかけられたことの喜び、
それに対する感謝の気持ち、
自分はまだ「見捨てられた者ではなった」「ここに自分を見捨てないひとが居てくれる」、
その喜び・有難み・「救われた」思い、
  注)「討伐」の側に回った「屍姫」も喜んでやっているのではありません、念のため。
    「殺すのね、屍姫が屍姫を」(byマキナ)

そして、オーリもまた自分を見捨てないで居てくれたヒト、そのひとと「共有」した時間、
オーリに見出され、またオーリに見出した「希望」、ひとの温もり、

自分が”生きて”いること・生きてて良いんだ、という祝福の光が 水薙生を照らし、流れ込む。
「ありがとう」という 感謝の言葉 の記憶と共に、この一瞬に。

そのうえで、彼女は”誇り”をもって「屍姫である自分」を「選んだ」そして「逝った」のだと思っています。
そこに”誇り”があるからこそ、契約僧を”乗り換え”なぞ、せずに…。

繰り返しますが、
この場面の 水薙生の思いって水薙生自身に尋ねてみてもなお、本人でさえ巧く説明できないほど、
自分の中に いろんな感情が一瞬にして流れ込むだろう、と思うのです。
ここの場面の心境は、そうそう簡単ではなく、どれだけ言葉を重ねようが…難しいです。
簡単に「答え」を出してよい場面でもなく、自問自答を繰り返しつつ、今日に至る。
なお、自問自答を繰り返す、そういう場面でしょうと。

間違っても「検索機に掛けて出てきた答え」が正解なんてこと有り得ませんから。
 (といっても「通じないヒト」には「通じない」んだろうな…)

ただ、単に「伊佐木に殉じ」たでは余りに軽く、「オーリを巻き込まない」でもやはり軽く、
その両方です、でもまだ軽く、それは結果だろうと思う次第で。
ここは ”水薙生 に於いて 消去法ではなく”前向きに選んだ”自分らしく生きる”で
(その結果「昇天」してしまうのですが)。

「ソコから先は自分で考えて」で、各自で自分なりに考えれば良いところ。

 【この点で ご紹介の参照先】:
 ・ウサウサ日記 様(追記1.既出)
 ・ソウロニールの別荘 様

 ◆オーリ 論◆
〜話し合いで解決しようとするヒト オーリ〜
オーリ の認識と行動原理:
え〜まるで理解されておらず、視聴者の「反発」を買うこと多々な オーリくんですが、

オーリに於いて 生者も「屍」も「屍姫」も等価値(少なくとも「分け隔てなく」)に接しようとする、
ここまでは今までも触れてきたことですが、そのようなオーリの認識の下では、
彼のヒトに対する態度同様に、彼は「戦闘」=武力行使によって問題を解決することを選びません
「話せば分かる」と思って彼は行動しているのです。
勿論
「話して分かる相手」ではないから、「戦闘」してるのですが…。
彼の認識と彼の行動原理は、「話し合いで解決」と考えるのが妥当。
 その辺は<概要>としてLog残してあるので、場面ごと検討して頂ければ
 分かって頂けるかと、考えますが。 そのための<概要>Logでも有り。

「屍」を呼んで(または感知してしまうのは「死を呼ぶ不吉」故でしょうが)
が…現実に「話し合いで解決」出来る場面ではなく、方法論として「妥当でない」場面が殆ど全般で、
[第8話]のケータイから墨鳥(スミトリ)の声も、「武力に寄らず」せめて「自分が出来る」こと、と理解できます。
 (結局は「武力により倒される」の手助けしてしまったことになりますが)
[第7話]で「ミツヨシ」に合いにいったのも 「話し合いで解決」しようと考えたからという仮定をするならば、
「何にも出来ない」オーリなりの行動としては、すんなり収まります。
その他の対「屍」戦でも同様に(<概要>Logご参照)、
止むを得ない「自衛」の場面を除いては、ことごとく「話し合いで解決」路線なのです…。

問題は、「話せば分かる相手」でもなく、また「戦闘集団」と共になぞ まるで通じないこと。
結果、「余計なことに首を突っ込む」ように見え、「足手まとい」で「邪魔」になるのですが…問題どころか「大問題」。

今話回でも、水薙生が「屍」化しても「異形の者」なぞと云う意識はまるでなく、
なおも「話し合いで解決」の道を求めます。 結果「何も出来ないまま」だったのは同じですが…。
まあ、それでも[第8話]の 対マキナ発言はマキナの側からは「あんまりな言い分」ですけれどもね。
結局は彼の脳内でしか通用していない、意識又は行動原理なのに変わりはないんですけれども。

まあ…武装する宗教団体(その実態は特務機関の「軍」)という矛盾の中で…逆に浮きまくる…皮肉。
イライラするのは同じですが、ちょっと視座が違うかと、わたしの場合は。
[第8話]が布石になって、今のままでは居られないオーリの路線転換 まで カウントダウン状態


余談になりますが、
「待ちなさい!」で自転車ごとオーリを引き倒す マキナはど迫力!でした…。

 ◆サキ 屍姫vs屍姫 論◆代表して サキの例を挙げますが、 
『「言わないで」とサキが遮る。ごめんね と仕留めきれない サキ。』
<概要中>ホント 泣けるシーンでした。
「討伐」せざるを得ないならば、「いっそわたしが」
やはり、気持ちが分かってしまって仕留めきれない サキ…。
「言わないで」「ごめんね」BGMと相まって…辛い辛すぎるシーン。
まあ…わたしならば、いっそ仕留めるでしょうね、の心境ですが。
マキナについては 別途触れる機会があるかもしれません。
追記の進捗によります。

 ◆伊佐木修二(再)◆
良く良く聞き取ったら二階級特進していたイサキ
「殉教者」だからといえば、当然の扱いですが、「大僧都」「少僧正」
生前あれほどまでに上に行きたがっていたイサキが、没後守護職相当の僧階「少僧正」を得たという余りにも皮肉過ぎる結末に…。
階級と役職は別モノですが、所轄別僧兵隊長である「守護」は原則として「少僧正」が拝命するのが順当な役職。
そういうところで、芸が細かいなあ、と。その皮肉を描いて見せた辺り、で。

 *今日の追記はこれまで*

       以上 追記3.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.[補足]:
             
【参照元】:各項末()内に参照頁数:
『屍解教典』 :正式名:
 『 屍姫パーフェクトガイド 屍解教典 』 スクウェア・エニックス・編・刊
 赤人 義一・監修

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.追記経過一覧:
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
記事中でのご紹介と、わざわざのご連絡どうもありがとうございました。

ミナイについて、私の記事の解釈は少し飛躍しすぎかもと思ったのですが、「義理立て」という言葉だけでは軽いだろうなと思い敢えてああいう書き方にしました。

おっしゃるように、私も彼女が自分で「選んだ」という点が重要なのだと思います。

これまでの話が嘘のように深いドラマを見せてくれましたね。
ソウロニール
URL
2008/11/24 14:08
>ソウロニール 様
コメント有難うございます。
記事リンクご承諾の件及びご丁寧なご挨拶をいただき有り難く。

同感ですね。で、ココ「罠」だと思うのです。
「義理だて」って言ってるのはアキラであって、
物事に明確な自分の意見を持つ アキラ と
自分の意見を”持てなかった” 水薙生 では
「世界」の見え様が悲しいくらいに違うのだ、と。

扱う素材(=テーマ≠原作)の超一級 に比し
「アニメ史に名を残す」であろう 出来の悪さ

の この番組(≠作品,商品)の中で、
 (腹立ったので ネタ4連して 憂さ晴らし)
この話回(の前後編「だけ」)に関しては”超弩級”に良いです。

「素朴で素直」目線も「掘り下げ」目線もともに貴重です。
わたしも「掘り下げ」目線系なのですが、
「自分だったらこうする」の対案なりのない「批判」は
単なる「非難」であって「批評」ではないと思うわたしは、
逆に、結構「その辺」に絡め取られるところもあり、
視点・観点・感性の違いは 有難いのです。

今後とも宜しくお願いいたします。
そして、今後のご活躍も期待しております。
ペンギン座@ブログ主
URL
2008/11/24 15:38

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